2008/03/16

第2節:新潟2 vs 3東京

先程1泊2日の旅路を終えて帰ってきたところ、それを待っていたかのように携帯にエルゴラからメールが。

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【エルゴラ勝ちメール】快勝

メルマガ:エルゴラスパイレポに登録いただき、ありがとう。
今日はエルゴラ編集部に潜入中のspy004がメッセージを送ろう。

あなたの応援するFC東京が見事、序盤のリードを守り切って3-2と快勝。今シーズン初勝利、おめでとう!
明日発売のエルゴラにおけるMOMは、決定的な3点目を奪い、城福監督に初白星をプレゼントした今野だ。

MF 6 今野 泰幸
「自身は失点場面に反省点があるようだが、基本的にはDFとの連係が抜群。幾度もインターセプトに成功し、攻守の切り替え時には常に彼の姿がそこにあった。また、相手のミスを見逃さず3点目を奪って新潟を意気消沈させた」

念のため、試合結果をおさらいしておこう。
[新潟 2-3 FC東京]
(前半)6' エメルソン 8' カボレ 11' 今野
(後半)

なお、この報告は内密に頼む!


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何の気なしに登録したMLであったけれど、これは素直に嬉しいですね。
よし! 明日エルゴラ買っちゃうぞ! って元々買う気満々だったんですが。
ともあれ、こういう「客に気持ちよく金を遣わせる」ためのサービスって本当に素敵だなと思います。


で、本編です。




ビッグスワンでの観戦は2年ぶり。
前回はササのゴールで苦手新潟に勝利! という試合だったので、個人的には相性のいいスタジアムです。
当時は食べ物もすぐに売り切れてしまい、試合前はとても寒い思いをしたのですが、今回は食も充実。
東京のホームゲームもそうですが、ホスピタリティが向上していることは非常に素晴らしいですね。



試合の方は、、、もうジェットコースターみたいでした。

展開・結果については既報の通りです。
先週、練習試合で大学生相手に5分で3点取られた反省を活かし、「じゃあ俺らも獲ったらぁ!!」てな具合にあっさり3点取ってしまった前半。
んで、「俺らにも出来たぜーうへへ」と思ってたら相手にもやっぱり同じことを喰らわされちゃったぜな後半。

いやあ。本当に良く逃げ切ったな、と。
ハッキリ言ってあのままズルズル逆転負け喰らってもおかしくなかったどころか、実際にそんな空気はかなり満ち満ちていたのでねえ。。。

しかし、逆にいえばこれは最高の結果ですよ。とも思います。
実際あのまま3-0で勝ってしまったら、勘違いしてしまう可能性もあるわけで。
大勝なんて、まだまだ。
そんな至極真っ当な現実を確実に突きつけてくれる、それはとてもありがたいことです。

大きな課題と、それでいて何より欲しかった結果も手にすることが出来たというこの事実。
開幕してまだたったの2試合ですが、ここまでは確実に現状の100%を私たちの前に提示することが出来ている我がチームは、確実に魅力を増していると言えるのではないでしょうか。


そんな中でも特に驚きは中盤の選手たち。

まずは何と言ってもナオ。
羽生とエメと共に自由に中盤を動き回って、つなぐ。潰す。裏へ抜ける。ゴールを狙う。
何だかタッチラインという枷から解き放たれた良馬の様に、文字通り躍動している感じ。
プレー効率が大幅に上がってゴールの匂いも昨シーズンとは比較になりません。
この日も2得点に絡み、異論反論あると思いますが、私的にはこの試合のMVPでも申し分ないと思います。

ただそこがスンナリいかないのがエメの存在ですね。

とにかくハードワークを押しまず動き回ってボールに絡む絡む。
サイズはそんなに大きくありませんが、ボールの受け方が非常に巧く、思わず感嘆の声が漏れてしまいます。
地味ではあるけれど確実につなげる選手。
そのハードワークさゆえに90分間持たせるのは厳しいと思いますが、ビッグスワンでは、今期の補強の成功を確信した次第です。

羽生は感動的でした。
嘘偽りもなく、最後まで、本当に脚が攣るまで走る。
かつてオシムが千葉の監督だった頃、羽生を交代させた理由を問われて
「羽生がグラウンドで死なないためだよ」
と答えていたことの理由が解ったような気がしました。
最後の最後まで全力でプレーする選手を、観客が愛さないわけがありません。
千葉で「ジェフの象徴のような選手」と称された理由は、そんなところにもあるのだと思います。


後は塩田がやっぱり安定しているので、今の結果があるのかなあといったところ。
2試合とも序盤に塩田のビッグセーブがあって、試合の流れを相手に渡さずに住んでいる部分が大きいと思います。

モニはこの試合は本来の力にかなり近いパフォーマンス。
やっぱりカバーリング担当の方が活きるのかな、という印象です。

で、そんなモニを引き出したのは吉本。
いやもうね。今日の試合は本当に彼のために、彼が今後「プロ」として生きていくために、その為だけにあった試合と言ってもいいくらいです。
2失点目のシーン、矢野にぶち抜かれたのはてっきり吉本だと思ってましたが(逆側のゴール前だったのでよくわからなかった)、徳永だったんですね。
そういう意味では失点にも絡んでないし、更に勝って本当によかった。
まだまだ荒削りだし、これからガンガン壁にぶつかるのは間違いないですが、どんどんぶち当たって欲しいです。
彼はその資格を今日得た、本当の意味でのスタートラインにたったのだと、そう思います。

反対に、この2試合とも失点に絡んだのが長友。
この試合もそうでしたが、後半になるとあからさまに彼のサイドを狙われてますね。。
まあこの辺は、我等がJFKは元ユース代表監督ですから、育てながら結果を出すという面については期待していいように思いますので、どんどんチャレンジして欲しいと思います。



いやあ。。。
それにしても愉しかったなあ。。。

その理由として確信したことは、今年のゴール裏にはポジティブな空気が溢れているということ。
もちろん今のところはチームが順調に進んでいる、という面が大きいんでしょうが、それ以上にやっぱりJFK新監督のあの気持ちのよさがこういう空気を運んできているのではないか、と今はそう思います。
笑う門には福来る、と信じて行きたいですね~。

あ。
あとはこの2試合で7ゴールほど入ってるんですが、全部我々とは反対側のゴールネットがゆれているので是非次はこっち側でお願いします。

そんな我侭なファンの願いも聞いてくれると嬉しいなあ。。。w

新潟遠征。
いってよかったぞ!!

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