2010/02/14

ワールドカップイヤーの幕が開く。







どうせ見に行ったのなら、生のユニフォーム姿とそれがピッチで躍動する様を見届けたかったのですが、、、まあ仕方がないですね。。。



皆々様、多大なる休息を挟みまして、大変遅ればせながら新年明けましてオメデトウございますm(_ _)m

前回記事をアップしたのがナビスコ優勝の頃ですので、なんとも隔世の感があるわけですが、、、。
とはいえ、そんなblogを放置しっぱなしの恥ずかしい状況ながらも、ワタクシの生活自体はfootballと共にあるわけでして、ようやく何かしら各タイミングを得た次第であります。
一発目の記事がこの試合、というのも何とも間の悪いことな訳ですが、でもまあ、紛れもなくワタクシの2010年最初のスタジアム観戦試合であることもまた事実。
それに、やはりシーズン開幕前には何とか再開にこぎつけたかったこともあり、今日になりました。

ちなみに、今シーズンももちろんSOCIO(6年目になりました)、ついでに何かと話題のCSMには5口加入させていただきました。
後々の口数追加も可能とのことですので、その辺、東京の成績を鑑みつつ、色々やって行きたいと思っています。


で、試合ですね。



結局彼しか試合中に見ることが出来なかったのは、やはり残念だったなあ、と。
そしてやはり病み上がりというか、本人のパフォーマンス自体もあまり良くはありませんでしたね。
身体のキレが今ひとつ、といった印象でした。

まあただ、この日の日韓戦のキーポイントは、やはり田中君であり、中村憲剛かなあ、と思うところです。

ハッキリ言って、ワタクシはこの田中某という選手が色々な意味で嫌いですが、この日の彼の退場になるまでのパフォーマンスはMVP級の素晴らしさであったと自信を持って言う事が出来ます。
ディフェンス面でも非常に効いていたし、先制点となったPKも彼が獲ったもの(ワタクシの席位置からは、非常に微妙な判定に見えましたが)。
それなのに、まさに「独り舞台」とでもいえばいいのか、彼の愚かな行動でこの試合に際してのチームプランも戦術も、そして試合自体も目に見える形で崩壊してしまったのは、ただただ残念の一言です。
ちなみに、今大会の結果を受けて監督のメガネ氏は全方位から袋叩きに合っている訳ですが、日頃からその言動や行動が物議を醸している彼に関しては現時点で何のお咎めもない体になっているのが、どうにも理解できません。
スタンドでふと思ったのは、「日本代表には横綱と違い、「品格」が問われることがなくて本当によかったね、田中君。」ということですかね。
いっそのこと自分のことを棚にあげて、「おれがいないと何も出来ないチーム」くらい言い放ってくれれば、などと思ったりもします。
まあ、個人的に嫌いなのでその辺は仕方がないのです。彼のファンの方々には、心からお詫び申し上げます。

もう一人の中村憲剛については、彼が如何に良い選手か判っているつもりなので、この大会での彼のパフォーマンスには本当に残念ですね。
まあ単純に彼と周囲の選手のコンビネーションが、息が、間が合っていない、と一言で言ってしまえばそう言う事なんですが。
ただ現状海外で選手生活を送っているメンバーを除いた場合には彼と遠藤こそがこのチームの核であることは間違いがない訳で。
そういう意味において彼のパフォーマンスの低下がそのままチームのパフォーマンスの低調ぶりとして像を結んでしまうことは、事実以外の何者でもないんですよね。
そういう意味で、あんまりみんなメガネメガネ言ってもなあ、とひねくれものは思うのです。

とはいえ、こちらについてはあんまり心配していません。
なぜなら、選手同士のコンビネーションはこの時期いいはずがないのです。
Jリーグ屈指のコンビネーションサッカーを体現するガンバだって広島だって、シーズン始めは決まって調子が悪いものです。
選手同士のピッチ上でのコミュニケーションは、シーズンが始まってから序盤の実践を通じて醸成されていくものだと、ワタクシは去年学びました。

何がいいたいかというと、東京の昨シーズンの開幕3連敗10失点を目の当たりにしたワタクシには、あんまり危機的な状況に見えませんでしたよ、と。
呑気、あるいは異常者に見られるかもしれませんが、個人的な印象としては本当にそうなのです。

もちろん元代表を熱烈に応援していた時代がある者としては、韓国に負けるのは悔しい(それこそあのPKだけで勝っても全くよろしい)のですが、それはワールドカップで雪いでもらうことを願うとして、今日の試合については、そこまでブーイングが吹き荒れるような内容じゃないよと。
皆様ただブーイングしたいだけなんじゃないの!? とそんな風にバックスタンドより思っていました。
そういう意味ではこの日の国立のスタンドは、非常にいい雰囲気のゴール裏で、選手たちも気持ちが出ていたようにワタクシの席では感じられていただけに、試合終了後だけ、何だか違和感の残ってしまった、というものでした。












それにしても、遠藤はやっぱりいい選手だなあ。
憲剛が今日は低調だっただけに、余計にそう思ってしまいました。

内田は、完全に復調した感がありますね。。
確か憲剛だったと思うんですが、内田に出したスルーパスはこの日の日本代表チームの一番のハイライトだったと思います。
あれが決まっていれば、、、。


それから、個人的に一番驚いたのが、稲本のプレーでした。
正直に言わせて貰えば、ワタクシは彼を「もう終わった選手」だと思っていました。
川崎もよくそんな選手とるなあ、くらいの。

しかしまあ。

彼のプレーは本当に素晴らしかったです。
流石ヨーロッパリーグ経験者といえばいいのでしょうか。彼は「フィールドで戦う」という言葉の意味、即ちワタクシたちが日頃プレミアリーグの中継などを観て感じるあの迫力を纏った選手だと、この日のバックスタンドでそれを感じました。
まさに、「金を払ってみる価値のあるプレー」だと思います。

ここの憲剛と稲本とのコンビが合ってくれば、川崎は本当に「行く」気がします。
この日一番、心を動かされた選手でした。


それでは、これからは(今度こそ)マメに更新できますように。。。





最後に一言。

St.Valentine's Dayの愛のメッセージ企画は、もうおやめになった方がよろしいかと。
聞いているこっちが恥ずかしくなってしまいますね。

というか、もう2度と実施しないでいただきたい。

何卒、宜しくお願いいたします。