「Jリーグ参入10周年記念グッズ」第五弾 販売のお知らせ(オフィシャル)
金弐万円也 とは、、、。
でも欲しいのですよね。。。
名古屋戦(日帰り)もあるし、、、。
その次の月は札幌も、、、。
でも欲しい。。。
10周年グッズの中で最も欲しい。。。
ええいっ!!
2008/07/24
2008/07/21
第18節:京都1 vs 1東京
まさに「俺の」赤嶺に救われたゲームとなりました。
試合としては完全な負けゲームだっただけに、あそこで、文字通り『徳俵』で踏みとどまれたのは本当に大きいと思います。
試合の方はしっかり守って柳沢に当て、そこから一気呵成に上がってくるかつての川崎フロンターレのような迫力満点のカウンターを狙う京都と、そんな引いた京都に対して押し込むは押し込むものの、ゴール前での決定的な形はなかなか作れない東京という形のせいか、序盤からずっと中盤に大きなスペースがある様相のゲームとなりました。
東京は中盤でボールを回して相手の引いたDFラインを上げさせ、それから中盤を飛ばして相手の裏を狙うパスに石川や羽生、カボレが飛び出してチャンスを作る形を終始狙ってましたが、その「つくり」は出来ている割に決定機を手にすることが出来ないという、ポゼッションを志向するチームが悪いサイクルの時に良く見られる「閉塞感」の強い内容。
TVから漏れ聴こえてくる「シュート打て!」コールはまあ解るっちゃあ解るんだけど、う~ん。。。
かといってシュートを打つべき、打てる場面がそんなにあったかといわれると、、、京都のDF陣はしっかり寄せてシュートには行かせない、バイタルエリアでは非常に手堅い印象だったので、、、。
反面気になったのは、サイドから崩してクロス、という場面は比較的効果的に作れていたのですが、実際に上がったクロスは逆サイドに抜けてそこには誰もいない、というシーンが多かったことですかね。
あれはクロスの精度、とかではなく明らかに逆サイドを意識して狙っていたように見えたんですが、そこには誰もつめていなかったのでやっぱりミスキックなのでしょうかね。。。
いずれにしてもいい形で裏を取れているのにゴール前で合わない、というのも閉塞感を感じた一因ではあると思います。
CKから水本(前節のルーカスといい、コイツには、、、という人に点を獲られてます)にファインゴールを許してからは、当然ながら京都のカウンターが実に脅威を発揮するようになり、それでも粘り強くボールを回して崩そうとするんですが何とも閉塞k(ry。。。
それでも30℃を超える気温の中最後まで諦めず走り続け、最後の最後のワンプレーで同点に追いつけたのは冒頭にも言った通り本当に大きい。
何だか前回の対戦でも終了間際に追いついて、、、ってという試合内容だった気がしましたが、、、。
ともかく踏みとどまれた、ということが何よりの収穫、という感じじゃないでしょうか。
そういえばこの試合の後半32分、遂にJFK監督は赤嶺を入れる際にカボレを下げましたね。
もしかしたら次戦、カボレの名はスタメンにないかもしれません。そのくらい示唆的な交代であったようにワタクシには思えましたが、まあ赤嶺贔屓の言う事なので、そこまで気にする必要もないのかもしれませんが。
それにしても、交代で入った選手が結果を出したというのはチームにとってもプラスです。
大竹のプレーも良かったし、エメはやっぱり安定している。
あとは今日は相手のこともありますが、佐原のパフォーマンスが低調に映ったのが少し気がかりですね。
久々にベンチ入りしていたあの人の復活に期待したいところです。
ともあれ、ひょっとしたら復調のキッカケを掴めたかも!?
そんな感触もありそうなこの日の西京極でした。
個人的に次の横浜戦は何があってもあの0-3の屈辱を晴らして欲しい! そんな一戦であります。
良い調整をして、臨んでもらいたいと思います。
さてさて、話は大きく代わりまして。
昨日、発売になったアウェイ日立台(8/28、19:00~)のチケット。
予定枚数終了だそうですが、ワタクシ、友人と共同でチケットゲット大作戦を強いておりましたところ、両名とも4枚ずつ確保できてしまったため、現在4枚ほどチケットが余ってます。
予約分は23日までに引き換えなければ無効になるはずなので、何もなければそのままワタクシの4枚分は無効にしてしまおうかと思っていますが、もし欲しい方がいらっしゃいましたら22日の24時までにコメント欄にその旨書いていただくか、メールにて御連絡いただければ今後のホームゲームの際にお渡しできるかと思います。
価格は定価でお譲りしますので、平日のナイトゲームではありますが、参戦していただける方、御気軽に御連絡頂ければと思います。
それでは。
2008/07/19
第17節:東京1 vs 1G大阪
水曜日の試合後は、あまりにもワタクシ自身が怒り狂っていたせいもあり、しばらく筆(キーボード)が進みませんでした。
初めに言っておきたいのは、ワタクシは城福監督を心の底から支持しておりますし、その目指すサッカーに共感もしています。
それでもこの試合のJFK監督は、チキンであったと、どうしても言いたくなってしまう。
一生懸命仕事を切り上げて、何としても、何としてもの一念でやっとこさスタジアムに駆けつけることが出来たなんてそんな私事はもちろん誰として知る由もないし、当たり前ですがそんなものを鑑みる必要なんてこれっぽっちもありません。
でも、そうやって勝手に強く入れ込んでいたワタクシの方が、「この一戦」に馳せた思いは強かったのかなあ。と。
それだけに、序盤の停滞っぷりと後半のあの失速ぶり、、、勝つ気がないのか!! と思わず叫びたくなってしまうような、もっと言ってしまえば、試合会場が国立で、しかも雨がぱらついたからこそ負けなくて済んだ、というような終わり方には、心底ガッカリしてしまいました。
前半、特に先制点を獲られるまで、東京の選手たちは完全に自信を失っているように見えました。
効果的にパスを回す事、相手にとって危険な場所にボールを持っていく事、それらを実行に移すまでの決断力が少しずつ鈍っているせいで、テンポよくボールが動かない、カットされる、更に迷ってしまう。。。という何だか明らかに鹿島戦を引きずってしまっているような状態。そのまま、なすすべもなく失点。という。
で、やられてから物凄い振り幅で開き直る、というのも我がチームの仕様という訳で。苦笑
このゲームではここ数試合よりも前目にポジションした梶山が二川、橋本、明神と言った辺りにキッチリとケアされてしまっていたのですが、反面比較的フリーでボールを持てたのが浅利。
今シーズンの彼の攻撃面でのバージョンアップぶりにはもう何度も驚かされていますが、この日も右の石川に何本も好パスを供給して右の槍で相手を押し込んだかと思えば、今度は左の羽生に渡して徳永との2枚の角でデルピエロゾーンでしたっけ? あの辺りでいいチャンスが何度も生まれる。
中盤でも下がってボールを受ける懐かしいルーカスと、自由にさせると厄介な二川を上手く潰して、まさにこの日はゲームメーカーとして輝いていたように思います。
そこから生まれた徳永のゴールには本当に救われました。
あの角度から捲いて逆のコーナーに決める、なんてのはまさにルーカスの得意とする芸当ですよねえ。
先制点を奪い取ったのがその彼であったために、去年までのルーカスの姿が思い起こされて何だか本当に胸のすく思いがしました。
ただ、そうやって自信を取り戻していった中盤とは裏腹に、この日はFWが大ブレーキ。
特にカボレは、、、。
素人がこんなに簡単に言ってはいけないのかもしれませんが、ワタクシの見た目では、彼は「準備」が出来ていない。
集中を欠いているわけではないと思うんですが、要するに見方のシュートをGKがはじいたり、ボールがこぼれてくるということを予測して準備できていないように思うのです。
この比較に何の意味もないことはわかっているんですが、彼が詰め切れないシーンを見る度に、何度も「俺の」赤嶺だったら、、、。とボヤいてしまいました。。。
後半もカボレの停滞ぶりは変わらず、更に中盤もあの気候の中で当然のようにバテて後はグダグダな展開に。
結局JFK監督は石川→エメルソン、羽生→赤嶺と消耗の激しい選手を変えた割には、この試合もカボレは最後まで下げず。
交代枠を残したまま引分けで終了となりました。
この試合のベンチメンバーは、荻・藤山・椋原・金沢・エメ・赤嶺・川口。
この布陣を見るに、中盤から後ろの選手が多いように思ってしまうのですよねえ。
まあ確かに長友が怪我明け、今野を中盤に上げるというオプションがあるとはいえ、やっぱりJFK監督は、「打ち合いも覚悟している」と試合前にアドバルーンを上げておきながら、内実バテる前にリードを奪って、手堅く逃げ切ろうと考えていたんではないかなあ。と邪推してしまいます。
まあそれも現状のチームを考えると極めて真っ当ではあると思いますが、ホームの、しかも営業が頑張って法人チケットをいっぱい出していたらしい(平日のナイトゲームで27,000人は凄い!)試合で、何とも煮え切らない感じで試合がクローズしてしまったことについては、一人の観客としては残念な感じが強かったです。
最後は赤嶺を入れて前を厚くしてましたが、やはりこういう気候条件では中盤のストックを多く持っておかないと後半は必ずああいう状態になっていく予測のほうが大きいように思えます。
そういった意味では大竹とか。まあ、不調なのかもしれませんが。
開幕当初はいつの間にやら随分と選手層が厚くなったなあ。といった言葉も聞かれてましたが、丁度リーグが半分終わってみて、気がつけば今のスタメンのレベルで出来ている崩しに加われるメンバーというのが、なかなか出てきていない、というのが現状かもしれませんね。
もう一人くらい、中盤で試合を動かせる選手が欲しいところです。
カボレを引っ張ったことについては、、、。
信男さんは最後までベンチにいたし、あの出来だったら全然代えて欲しかったのですがねえ。
本人ももうバテてやさぐれてましたし。
ただ、思い当たるのはJFK監督もいわゆる「育成年代」の監督を経て今に至っているという点ですね。
確かに最近のカボレは不調で、監督自身もそのことに関して「自分の指導者としての質が問われている」みたいな事を以前言っていたように記憶しているので、この2試合何があってもカボレを下げなかったのはその辺なのかなあ、と。
2年前、倉又監督がスクランブルで指揮を執っていた際にも、誰がどう見ても疲労してコンディションが落ちている浅利や藤山(当時ですよ)を使い続けてゲームを落とす、ということがありました。
そういった意味では、育成年代から上がってきた監督というのは「選手を育てる」という観点から選手を辛抱強く使う傾向があるように思います。間違ってもこの日の相手方の監督のように後半頭から投入した選手を代えるようなことは滅多な事がない限りしないでしょう。
後は本人が奮起してくれるのを待つだけなんですが。
でも「俺の」赤嶺使って欲しいなあ。駄目かなあ。
あれだけ平山とカボレが重なるところを見せられると、どうしても赤嶺でいいじゃねえかよ!! と思ってしまうのは思い入れのせいですかね。。。
3連敗だけは免れたけれど、そんな思い入れと肩入れと、納得いかないと感じてしまった采配なんかが入り混じり、消化不良なワタクシは鬱屈した気持ちで翌日まで過ごしましたと、そんなお話でございます。苦笑
というわけで、これで全チームと1回ずつ当たって前半戦が終了しました。
東京のここまでの成績は7勝6敗4分の10位(勝ち点25)。
得点は23。失点は24。
気がつけば「例年通りの位置」と言えるかもしれませんが、勝ち越して終えてるのっていつぶりですかね??
個人的には、充分楽しませてもらってます。7月まで愉しかったのはいつ以来だろう。。。
とはいえ再開後はまだ勝ち試合もなく、その試合内容(特に後半)から夏場は相当厳しい展開になると今から覚悟を決めていたりもします。
次の京都戦を皮切りに、横浜、大分(ナビスコ)、名古屋、浦和、柏と前半戦で勝ってない相手(あれ!? 浦和と柏の間に1試合あった気が、、、ま、いいか)との連戦なので、何とかリベンジして貰いたいものです。
特に横浜には絶対負けるな!!
あの三ツ沢での悔しさは忘れませんよ!!
後は柏のチケット取れるか&行けるか、、、??
という訳で、次の京都戦は現地観戦は無理なので、どこで見ようかこれから検討します。
皆様、良い週末を。
2008/07/16
そして明日が来る。
・『選手は何で貢献できなかったのか、1人1人考えて、ピッチに立たないと、監督の言う『ステージ』には立てない。監督のテンション以上のものを持ってやらないと』(トーチュウ)
・『みなさん、また一緒に戦ってください!!お願いします!!』(シオサイト)
・『でもチャレンジしなかったら・・・
何も生まれない。 何も考えつかずにその場にじっとしているだけになってしまう。』(naohiro ishikawa official site)
・『後は、キックオフの笛を待つだけだ。』(J's GOAL)
明日勝てたら、今週後どんなにどんなに忙しくても、笑って乗り越えられます。
休日出勤だって全然余裕でこなしてしまえると思います。
だから。
明日だけは。
何があっても、必ず定時に上がって国立に駆けつけます。
声が枯れるまで、いや枯れても最後まで唄います。
いざ、国立。
みんなで、美味しいビールを。
2008/07/15
それでもリプレイを見る。
どんなに悔しくて、いつもの月曜日よりも憂鬱で、通勤時も仕事中もさっぱり元気が出なくとも。
霧の向こうの4失点をようやく確認できました。
本山に奪われた逆転ゴールは、悔しいけれど、悔しいけれど本当に素晴らしい。
ああいうゴールを量産出来たらな、と思うそんなゴールでした。
ついでにいうと、昨日の時点では純粋にスタジアムで受けた印象から「60分」と書きましたが、放送を見る限りではもう少し長い感じ。
というよりも、あの場で感じたよりも全然好い内容じゃないか。
最後の10分、あそこで試合を投げてしまうまで、本当に好いゲームをしていたじゃないか。
それだけに鹿島の強さというものがまた際立ちますし、実際昨日ピッチでプレーしていた選手たちは、スタンドのワタクシなんかよりももっと衝撃を受けたのかもしれないけれど、それでも打ちひしがれて自信を喪失してしまうのは、まだまだ全然早いだろうと。
お陰で少し立ち直れました。
個人的には、覚悟を決めて今日のリプレイを見て、本当に良かったと思ってます。
ガンバ戦まで、あと1日。
最後まで諦めないで、泥臭く、泥臭く。
さあ、もう一度立ち上がりましょう!!
2008/07/14
第16節:鹿島4 vs 1東京
霧のカシマスタジアム。
ゴール裏からは逆サイドのゴールキーパーは見えず。
後半の4失点も、何が起こったのかは一つも判らず。
確かなことはといえば、鹿島はただ、ただ強かった、ということと、この敗北は選手たちにとってはとても堪える負け方だろうな、ということでしょうか。
60分までは、確かに互角にやれていたんですが、そこからの30分には、絶望的に大きな差があったように思います。
一番残念なことは、試合を投げてしまった選手がいたこと。
特に逆転された後の佐原の振る舞いには、心底ガッカリしました。
フリーなのにただボールを前に蹴りだすだけ。
CKでボールデッドになっていないのに、目を切って得点機を逃す。
3点で最早勝負が決まっているのに、それでも前から前からボールを追ってくる鹿島の選手たちは、まさにチャンピオンチームの選手のそれだったと認めざるを得ないように思います。
東京は、悔しいけれど、本当に悔しいけれども鹿島というチームから学ぶべきものが沢山沢山あるように感じました。
エルゴラのプレビューにも書かれていた通り、東京はまだまだ未完成のチーム。
それでも、色々な要素があったかもしれないけれども、60分は互角にやれた。
どうか選手には、そのことに自信を持ってもらいたい。
試合後、ワタクシたちが声の限りに唄ったユルネバは、今季のチームが取り組むサッカーへの支持という意思表示であり、まだまだ諦めるな! 最後まで戦おう! そんな気持ちの表れだと伝わってくれればなと、そう願うばかりです。
次の試合はすぐ3日後。
選手もファンも、下を向いてる暇はありません。
この悔しさは、秋に必ず。
2008/07/06
第15節:浦和2 vs 0東京
サッカーに勝って、試合に負けたというべきか。
それとも、まさに彼我の差を如実に現した試合というべきか。
この試合は、サッカー観戦に、ひいてはFC東京というプロサッカークラブに貴方が何を求めているか、それによってその評価が相当異なる試合ではないか、そんな風に思います。
で、当のワタクシとしては、まさにその両方を同時に感じた訳で。
多分後半のあの永井の得点がなければ、1-0のまま試合が終わっても楽しく酒を呑めたと思います。
それくらい、あの2失点目はチャンピオンになったことがない我々と、悔しいけれどアジアでチャンピオンになった彼のチームとの差を、嫌というほど見せつけられた、そんな非情なゴールでありました。
試合前、先にスタジアム入りしている同行者からのメールで、髪の毛のない方の田中君が今日もボランチであることを知って「勝てる」と思った反面、個人的に最も警戒していたちっちゃい方の田中君がスタメンであることも同時に知らされ何とも嫌な感じを受けた訳ですが。
始まってみればやっぱりちっちゃい方に先制点を始め見事にボッコボコにされた前半となりました。
まあ今朝のトーチュウにも「奇襲先発」と書かれていたように、スカウティング面での失敗という側面もあるにはあるんでしょうが。
それにしても藤山も佐原も、まったく達也を捕まえられませんでしたね。
特に藤山については、達也が引っ込んだ後の出来が本当に素晴らしかっただけに、逆にフルコンディションの時の田中達也という選手が恐っろしいプレーヤーであるかが際立ってしまいました。
佐原については、対達也という以前に、ハッキリ言って調子が悪いですね。
負傷とか疲労とか、その他色々あるのでしょうが、千葉戦で被って今野を退場させてから、急激にパフォーマンスが落ちたように思います。
まあ、そんな佐原でも使わざるを得ない、更にベンチには新人とそれ同然の控えの選手しか置くことができない(でも小山はちょっと見てみたかったぞ)というところに、現在のチームのDF事情の劣悪さが出来しまっているわけなんですが、、、。
というDF陣の状況ですが、これは単に守備力の低下だけでなく、攻撃面にも悪い影響を与えているかもしれない、と昨日の浦和戦を見て思ったりもしました。
前半の東京は、中盤でエメ&羽生がボールに触る機械をほとんど作ることが出来ませんでした。
この原因は、相手のボランチの田中と鈴木(←こう書くと普通の日本人みたい)がそれぞれしっかりと2人をケアしていたというのもありますが、パスの出し手(CB2人+梶山+今野)がケアされているのを意識しすぎて、リスクのより低い方、低い方を選択し続けた結果でもあります。
それでも羽生は積極的に動いて小さなスペースに入り込んでいた場面もあったし、エメはボールを触ってリズムを作るタイプ(だと思う)であるだけでなく、そういった狭い局面でも色々できるだけの能力を持っている選手。
そこに当てていくほんの少しの「勇気」がなかったこと。
みんな浦和を過剰に意識しすぎてしまって、現状の浦和はそこまで怖さも迫力もない(そしてこの日の埼玉スタジアムも、ワタクシが今までアウェイで観戦した中で最も「怖さ」がなかった)のに、こちらが勝手に「最強浦和」を仕立て上げてしまった。
それこそがこの日の前半、東京が攻め倦んだ一番の原因じゃないか名と個人的には思ってます。
そして勇気がなかったのは、監督も同じであったかと。
後半、田中達也が下がった後の浦和はどっしり引篭もり、それによって中盤でボールが当てられるようになって中、中、サイド、中。というように東京も攻撃の形を作れるようになります。
東京の交代は67分。
カボレoutで川口がピッチに。
「は? ノブオさん!?」
と正直思いましたが、これは完全にワタクシの見る目のなさのなせる業でありました。
中央から裏を狙ったりサイドを押し込んだり、また決定的なのを2本外したり(そこまで求めるのは酷か)。
カボレよりも数多くのチャンスを創り、またゴール前での場面にも絡んだのだからJFK監督の慧眼には敬服するばかりなのですが、問題はその後。
次の交代は87分、石川。
3人目にいたっては、使わないまま試合が終わってしまいました。
恐らく、押し込めていたこともありバランスを崩して失点するリスクを取ったのでしょうが、客席で見ていた一応援者としては、何とも消極的に見えて仕方がありませんでしたね。
無茶をしてでも勝ちに行く気がないのだろうか、と。
これが天皇杯のようなトーナメントであったのなら、赤嶺も大竹も入れてパワープレーとかそういうこともするのではないだろうか、と。
個人的には浦和という相手は、そんなガムシャラになってでも、何としてでも勝ちたい相手です。
そんな気概が、監督にもチームにも、藤山以外には見られなかった。
綺麗に勝とう、勝とうとした挙句に、泥臭くやられてしまった。それが何よりも何よりも残念でしたね。
今日の試合とチームへの複雑な想いと、上手く言葉では表現できない種類の悔しさと、そして間違いなく相当厳しい季節となるであろう今年の夏への畏れが入り混じって、一夜明けた今、何だか暗鬱たる気持ちになっているところです。
昨日埼玉で見たものは、ワタクシたちの現在地と、そして少しだが、それがとてつもなく大きいとも言えるチャンピオンチームとの隔たりともいうべきものであったように思います。
そして、まだまだそれを身につけるには、もっと時間が必要だということも。
次の相手は、ワタクシが現時点で最強だと思っている鹿島です。
7月は試練の月。
東京には、この壁を何としても乗り越えて次のステージに行ってもらいたい。
愉しく、そして勝ちきるサッカーを目指して、前に進んでもらいたいものです。
臥薪嘗胆。
この言葉こそが、サッカーファンの本質であると、ワタクシは信じているのだから。
要するに、増嶋帰ってこないかな、ってことと、田中達也は東京に移籍して来れば良いのに、ってことと、浦和に負けるのはこの上なく悔しいんだ!! ってことです。(爆)
2008/07/04
名誉のために言っておく
皆様。
モニの交代は前半の出来を鑑みてのものではありません。
昨日のレポにも書きましたが、『怪我』です。
試合後、彼と栗澤はゴール裏まで挨拶に来ていませんでしたし、JFK監督も試合後会見にて次のように言っています。
「後ろのディフェンスの選手を代えざるを得なかった」
要するに、藤山をスクランブル出場させざるを得なかったと言う事かと思われます。
なので、その交代について監督の采配を疑問視するのはちょっと違うかと思いまして、僭越ながら書かせていただきました。
多くの方がモニの前半だけでの交代は彼の出来によるものだと思っているかのエントリを挙げているのを散見しましたので、本人の名誉のためにも。
ワタクシも、実際大分戦のモニの出来は、まったく悪くなかったと思っています。
が、そう思われてしまう(怪我より先に出来が頭をよぎる)というのも、今の彼の信用度をあらわしているのかもしれませんが。。。
それにしても、DF陣はまさに野戦病院状態ですな。。。
浦和戦は、「高原 vs 吉本」とか見れちゃうんでしょうか!?
ついでに、「純粋なピッチでのジャッジではない選手交代」という台詞から、カボレin、平山outの交代も、ワタクシは「温存」と見ています。
まあ、これについては議論の余地が大いにあると思いますが、ワタクシ自身はJFK監督の判断を全面的に支持している、ということも付け加えさせていただきます。
それでは。
埼玉にてお会いしましょう。
2008/07/02
ナビスコ準々決勝1st:東京1 vs 2大分
忙しすぎて時間もなく、また体調も激悪でヘロヘロなので、思ったことを書きなぐるだけで終えることをどうかお許しください。
久々に、というか恐らく今シーズン初めてではないでしょうか、試合内容に怒りを覚えたのは。
それくらい、今日の前半はメタメタでした。
恩着せがましくて申し訳ないけれども、仕事早退してまで観戦に来たファンとして一言言いたいのです。
「お前らレギュラー獲りたくないのか!!」
と。
ワタクシが今季観戦した試合の中では、恐らく最も選手の気持ちが伝わってこなかった試合となってしまったように思います。
プレッシャーが甘い。
パスコースを作る動きが少ない。
リスクを避けるなバックパスが多い。
ゴールへの道筋が見えてこない。
何より、Movingしてない!!
などなど。
もちろん、先述のように大分のやり方にはまった、という面ももちろんあると思います。
のらりくらりとボールをまわしているかと思えばラフなタックルを仕掛けてきたり、得点したら試合を壊そうとして来たり、コチラが良い位置でFKを得れば監督がすかさず騒いで試合の流れを止めてみたりと、まさに手練手管というか。
対戦する度にそういったインサイドワークの上手さがどんどん増しているような印象を受けるのは、ワタクシだけなのかもしれませんが。
更には茂庭が怪我で交代、ナオも負傷、平山は温存(と思われる)で効果的な交代も全くできず。
代わって入った選手で目立ったのはエメくらいで、カボレも「俺の」赤嶺も、全く褒められた出来ではありませんでした。
でもそのエメが心底良く見えたのも、栗澤の出来がまずすぎたから。
栗澤に関してはは、活字にするとそこかしこに波風が立ちまくるので書くのをやめようと躊躇ってしまうくらいガッカリしました。
最後は脚を怪我してしまったようですが、それがなくともあのリスクを忌避するバックパスばかりの姿を見せられると、しばらくメンバーはないかな、と本当に申し訳ないのですが思ってしまいました。
彼のような「気の利く」選手はどちらかというと好きなタイプのプレーヤーなので、どうか平山のように、梶山のように殻を破ってもらいたい。
まずは怪我をちゃんと治して、汚名返上してもらいたいです。
そんな惨憺たる試合でしたが、平山・梶山のver.2っぷりと、椋原のやんちゃっぷりにはいくらか救われたかもしれません。
あの、いやいやそこは、、、え!? まだ行くの?? 的なとにかく1対1で突っかけていく様は、今だけは許される、若さゆえに暖かく見守ってもらえる微笑ましい光景でした。
マッチデープログラムのインタビューで、「準々決勝を抜けば後もう2試合増えて、アピールの場が増える」と語っていたのが本当に素敵に思います。
まだまだ効果的なプレーが出来ているとはいえないけれど、頑張れ!!
浦和戦は、福島から駆けつけます!!
全く根拠はないのですが。
今回は何だか、勝てる気がするのです。
2008/07/01
第14節:東京1 vs 1千葉
自由席前売り券が軒並み完売で、先週木曜日に慌てて用意したチケットはいわばプラチナ化。
にも拘らず、そんなプラチナチケットを家に忘れてきたワタクシの連れ。。。
雨の中わざわざやってきて、チケットがないことに気付いて半泣きで電話をかけてきた連れのために、BOX OFFICEまで出向いて再度指定席当日券を購入するワタクシ。
売り場の横では自由席が完売なことを知らずに来てしまい、指定席を購入するだけの小遣いはなくて途方に暮れている小学生の集団がいて、う~ん何ともかわいそうだな。。。と思うも何も出来ず。
ともかくまずは連れを待ちます。
そしたら何と奇特な方がいらっしゃったことか。
すぐそこで、余った自由席招待券を連れに譲っていただいたそうな。
結局ワタクシが買った指定席券は余ってしまったので、先程の未来の東京サポたちにこの一枚をあげるから、2人分の自由席代を合せれば指定席が1枚買えて合計2人が入場できるよと指南してやっとこさ席に着きました。
そうやってささやかながら有料入場者数を増やしつつ、一体どのくらい今日は入るのだろうかと心躍らせていたのですが発表された有料入場者数は27,976人ですか。。。
察するに10000枚近くのタダ券が出たということなのでしょうが、そんなトーマスの節操のなさ(皆様は貰ったタオマフを何に使っていらっしゃいますか? トーマスのロゴがベルディの緑ユニの肩にプリントされているのを見たその日から、我が家では雑巾になっています。当然、今回頂いたものも我が家の床掃除の一助になります)には消極的に感謝こそすれ、つくづく我がチームの試合を狙い撃ちにしているかのように降りしきる雨が疎ましく思えてなりません。
でも、よく考えたら『27,976人』って今季の主催試合の入場者数の第2位なんですよねえ。
『完売』という言葉に踊らされて必要以上にガッカリさせられてしまいましたが、これだけの荒天でよくもまあこれだけ入ったものです。何しろ開幕戦よりも多いんですから。
サッカーファンとは、斯くも現金なものであります。
試合の方はといえば、多くの方の感想に同じく、佐原に始まり佐原に終わった試合。
そしてこれもまた多くの方々と同じく、塩田の虜になってしまいました。
今まで、プレースキックを蹴りに行きながらファンを煽る選手や、PKをストップして我々と共に咆哮するキーパーは何度となく目にしてきたけれど、決定的なシュートを凌いで相手のCKの前にファンを煽るGKにワタクシはあの日初めて出遭ったのです。
もうカッコイイのなんのって。
ネ申が降りたというよりもネ申「となった」スーパー仁くんに、もうこの日は釘づけでありました。
それにしても、試合の大半を10人でやっていたとは思えない、信じられぬくらいしっかり出来ていた試合内容については、我がチームってかなり強いのか、、、? と錯覚してしまうくらい驚きました。
まあ塩田のお陰で失点しなかったというもあるのでしょうが、平山・エメ・羽生・梶山の中盤は本当に良く動いて、賢く攻守を手繰っていました。
梶山は、局面での数的不利を作らないようにしっかりボールを捌いて相手の目先を変え、それでいてしっかりとゴール前にでも顔を出していました。
羽生は引き気味な位置取りでスペースを潰しながらも、常にカボレを狙って早い攻撃への展開を意識したプレー。
チームとしても大分羽生の動き方、動き出しを把握してきた感じでバイタルエリアの良い位置でボールを受ける回数が格段に増えてました。
カボレと羽生がとにかくダイナミックに動くので、相手としてはやっかいに感じたかもしれませんね。
平山は、一体どうしてしまったんでしょう!?
「平山トップ下」というJFK監督の新作戦について、メディアであれこれ書かれていたのでもちろん知ってはいましたが、まさかあんなに平山を輝かせることになるとは思いませんでした。
何より、彼自身がまさに文字通り「躍動」しています。
不思議なものでボールを追う姿にもかつてない迫力がありますし、最近余り目にすることがなくなっていた、かつて彼が高校サッカーで輝きを放っていた時のあの「胸トラップからのシュート」は、本当にスケールの大きさを感じさせていました。(あれは1本は決めて欲しかったのは本音です)
最近東京のゴール裏でよく見かける「とりあえず平山が何かする度に不満たらたら言えば良いと思っている」輩(以前はこれの梶山版がいっぱいいましたね)がこの日は不運にもワタクシの真後ろにいらっしゃったんですが、どこに目をつけているのかと。
この身長190cmのトップ下がいよいよ覚醒してゴールまで決め出したら、本当に怪物君になりますよ。
「俺の」赤嶺に良いところがなかったのは残念でしたが、この日の平山にはそれ以上のインパクトと期待を抱かせていただくに充分でしたよ。個人的には。
エメはもう、素敵過ぎて何も言う事はありません。
千葉ファンの方のblogを覗くと、「順位の差は全く感じなかった」とか「東京が信じられないくらいしょぼかった」「全然負ける気がしなかった」みたいなことを書いている方がいらっしゃいましたが、一体試合の何を見て、どう考えを巡らせばそういった感想になるのか皆目見当もつきません。
おそらく11人対10人だったということを忘れていらっしゃるのでしょうが。。。
まあ余所様のことなのであまり言いたくはありませんが、、、。
ハッキリ言って、千葉POOLには失望しました。
相手が一人少なくなっても引きこもって攻め手がなく、挙句最後は時間稼ぎの選手交代までして引分け狙い。
いくらアウェイとはいえ、最下位に沈んでいてコツコツ勝ち点をつんでいくことが必要とはいえ、あんなに消極的な戦い方しか出来ないのかと。
我々の自爆とはいえ9人になっている間に1点取られてしまいましたが、それにより千葉というチームに今内在している問題について、直視する機会を失ってしまったとそんな気すらしています。
ワタクシは千葉には降格して欲しくないと心の底から思っていますので、この目が節穴であることを願って止まないのですが、でもやっぱり今の戦い方については選手たち自身が意識を変えていかないと、終盤本当に苦労するように思うのです。
確か千葉との再戦は最終節だったと思うので、あの素晴らしいスタジアムで、お互い何の気兼ねもなく素晴らしい試合を見れることを心から願っています。
さて、J Leagueのリリースによれば、今野のサスペンションは明日の大分戦で消化とのこと。
どうやら週末対戦する彼のチームを信奉する宗教狂いの方々には、何をどう間違ったのか今野は「チキン」呼ばわりされているようですので、土曜日は休養充分、暴れてもらって順位で捲くってやりたいものです。
そして! 明日は大分戦。
7月のハードな連戦ののっけから消耗させられてしまった東京ですが、報道によれば、吉本と茂庭が最終ラインを組むようですね。
吉本には、何としてでも「あの」デビュー戦の借りを返してもらいたい。
仕事を早退して幕張から駆けつける段取りはしっかりつけていますので、何としても勝ってもらいたいものです。
今の東京は試合数をこなせばこなす程チーム力が上がっていく、そんな感触があります。
相手もナビスコでは初の予選突破で勢いはありますが、こっちも試合に飢えている選手が沢山いる訳で。
結果と内容の二兎を是非とも得て貰いたいと思います。
最後になりましたが、日曜日に私の連れに招待券を譲っていただいた方、連れに代わり、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
また、今日J SPORTSリプレイを確認したところ、高山主審のレフェリングはとても素晴らしかったと思いました。
スタジアムではボロクソに罵詈雑言浴びせてごめんなさい。
というわけで、ナビスコも頑張りましょう☆