2008/10/23

フクアリへの道。

聞けば、アウェイ側は昼にはもう完売だったとか。
昨日、ぴあのプレリザーブで無事入手できて本当に良かったです。

先程帰宅がてら駐車券も入手できて、これで最終戦への備えも万全☆

後は全力で今週の休日出勤を何とか土曜のみに留め、打倒鹿島を果たすのみです!


そういえば、千葉戦に奔走している割にガンバ戦のチケットをまだ買っていないといっている方もチョコチョコ見受けられるようですが、、、。
それ、ワタクシのことですw

2008/10/21

第29節:大分1 vs 0東京

残念ながら大分には行けず、更に残念ながら試合時間には休日出勤でインターネット禁止の職場でがっつりと働いておりましたので、携帯に届くメールたちは全て無視し、夜8:00からの録画放送でやっとこ試合を確認することが出来ました。

まあ、もったいないと言えばそうともいえる。
ふがいないと言えばそうともいえる。
紙一重と言われればそうともいえるし、正に「ザ・大分」という試合ともいえる。

何だかそんなゲームでした。

とはいえ、個人的には「順当な結果かな」という気もします。
そこをもう一つ、何かこう、突き抜けられなかったというのはやっぱり悔しいですが。


先発布陣に石川を外してエメを持ってきたのは、やっぱり真ん中に起点が欲しいという戦術判断かなといった向きでしたが、一番大きいのは長友の欠場ではないでしょうか。
長友に代えて藤山を右、という選択をした時点で、その前をナオにしてしまうとどうしても2人の距離が開きすぎてしまうため、もう少し低い位置で運べるエメという選択にならざるを得なかったのかな、とそんな感じがしました。

ただそこが勝負の綾であり両監督の思惑の錯綜した部分でもあり。

大分は東京の右は比較的フリーにして左の徳永のサイドを重点的に押し込む展開。
東京はその開いたスペースをうまく使えず、時たま藤山が機を見て深く上がっても息が合わないのか、梶山やエメからそこを使ってピッチを広げるボールは結局一度も出ず、という。
まあエメに関しては逆の徳永についても上手に使えず中、中、カボレとなっていましたので、やっぱりちょっと視野が狭い選手ということなのかもしれません。

後半はそこを使うべく羽生を投入。
すると、ゲームと言うよりも東京のサッカーそのものが激変。

端的に言うと、羽生が中盤にいない時の東京は主にボールがMovingな訳なんですが、彼がいる時は人もMovingになるという。
とにかくポジションに捉われることなく彼自身が右に左にダイナミックに動くので、周りの選手、特にナオなんかはそれに併せて中にいったりサイドを変えたりするようになり、後半の途中は大分のDF陣もかなり慌てふためいていた場面なんかもありました。
もしかしたら、体調が万全であったのならJFK監督はナオでもエメでもなく、羽生を先発のピッチに送り出していたのではないか。と素直に思った次第です。

あの9月の愉しい愉しい連勝中は結果が出ていたこともありあまり気にはならなかったんですが、改めて羽生の在不在でのその「違い」を思い起こさせてもらったと共に、今季東京の志向するピースはもしかすると、今季もっともその腕にキャプテンマークを捲いてきた彼の帰還かもしれないなんて。そんなことを若干夢想した、遠い九州の空をテレビ画面に見る夜でありました。苦笑


さて、これにてここまでまるで蜃気楼のように目の前に見える気がしていた、しかしみんな「今季は別にそこまで上手くいかなくてもいいし大体アジアなんてうちにはまだはえーよ。でもいけちゃうのかな? 何か複雑☆ てへw」と悶々としていた優勝争いなんてすっぱり忘れ(←ヲイ)、むしろスッキリした気持ちで、ただ、ただ鹿島を倒すためだけにやってくる週末ですよ皆さん!!

あの7月の霧の中の絶望感、完全なる敗北感は今季1番の負のハイライトなのですよ。
だから今度ばかりは絶対に勝ちたい。
しかも味スタで勝ちたい。

そもそも今季の目標は「優勝」ではなく、「連敗するチームになる」じゃなかったか!?
あっさり2連敗してるじゃないかこらー!!

、、、取り乱しましたが、そんな訳です。
今度の日曜日は何としてでも 勝 ち た い です。

優勝とかアジアとか、もちろん勝ったらその辺またちらついてくるけどそんなことは度外視でただ勝ちたい。とにかく勝ちたいんです。


今季のリーグ戦も、残すところあと5試合。
ホーム試合は、あと2試合です。

最後まで熱く、愉しんでいきましょう!!

2008/10/14

空に太陽がある限り

KING OF TOKYO 0 FILME

見てきました。

平日、しかも週明けの火曜日という事で、もっと客の入りはないかと思っていましたが、ワタクシが想像していたよりは全然盛況で、これは公開初日は結構な盛り上がりであったろうなあ、と勝手に夢想しながら愉しませていただきました。

内容としてはアマラオの「自伝」という感じで、アマを知っている、またFC TOKYOの黎明期を知る人であれば一見の価値ありといった感じでしょうか。
ケリーをして、「あなたと出遭えたことを神様に感謝している」と言わせたアマですが、単純に、一人の人間にこの台詞を言ってもらえるということが、それだけでアマラオという人間の素晴らしさを現していると、そう思います。

モニが言うように、あの横断幕が、ずっとずっとスタジアムに掲げられ続けてくれることを、ワタクシも心から願っています。


ワタクシたちは、アマラオを、いつまでも。

アイシテル。

2008/10/08

第28節:東京1 vs 5清水



ええと。
試合から大分間が空いてしまいましたが、特に書きたくなかったとかどうしようもなく凹んでいて書けなかったとか、そんなことでは全くなく。

というか、実はそんなに悲観していない自分がいるのに若干吃驚するくらいです。汗




巷では「清水とは相性が悪い」とか「観衆が30000人超えると勝てない」とか「全国放送だと勝てない」とか、「エメがゴールをした試合は勝ってない」とか「平山じゃあ。。。」とか色々言われてもいる訳ですが、個人的に一番の原因はワタクシ自身の今季のSOCIO普及大作戦の最大の成果でもある、ホーム観戦試合未だ未勝利(ガチ)のI氏がこの日5試合ぶりに観戦に訪れた(というか、ワタクシが呼んだ)せいだと思っている次第でして。

氏はワタクシと違い結構な男前で、女性を落とすのも非常に上手い(一部ワタクシの職場では「鬼畜」と呼ばれています)のですが、そんなお方をして曰く、東京は「口説いても口説いても靡かない女みたい」だそうです。

そりゃそうかもしれない。

味スタにくれどもくれども勝ち試合が見れず、足かけ約2年で12、3試合は見ているにも関わらず、SOCIOになるまでに勝ったのは5月の磐田戦のただの1試合のみ。

この夏、思い切って後半戦年間チケットを買ったにも関わらず東京は2点目の取れない日々。
仕事をずる休みして見にいったガンバ戦も、雨の中足を運んだヴェルディ戦にも、とにかく気合を入れた浦和戦でも勝てず。

遂に「これで負けたらもう行かない!」と決意して望んだ柏戦。
ようやく観戦2勝目の目撃者となったのでしたが、次の磐田戦は自分が出場したサッカーの試合で得点王になってしまい参戦できず。そしたら東京は3-1の快勝。
次の川崎戦はわざわざ板橋から等々力までやってきたにもかかわらず、当日券が完売で臍を噛む羽目に。
するとまたまたチームは感動的な試合をやってのけ、そこからチームは氏のいない間にあれよあれよの5連勝。
で今度こそはと来て見れば、磐田の敵を清水に完璧な形で奪われる、という。

まあ、氏の苦難はまだまだ続くとして、そんな与太話はともかく。

この試合は、6月に1-4で完全なる力負けを喫した鹿島戦のように途方もない実力差を感じたわけでもなく、ゴール以外にはそれなりに見所も多い、そしてチャンスもそれなりにあったように思うのですが、では何が決定的に違ったのかといわれれば、ワタクシの所見はただ一点、「左の出来」の差であったと思うのです。

後半の2失点はまあどうでもよろしい(戸田があんなシュートを東京相手に決めたのが吃驚ですが)として、試合を早々に決めてしまった前半の3失点は、全て東京の左サイドから崩されて奪われたものでした。
1点目のミドルは確かに素晴らしいシュートでしたが、フリーで打たせている上に、そもそも清水はこの日、あの位置からのシュートを積極的に狙っており、あのゴールに至る前にも既に3、4本ほど打たれていたと記憶しています。

要因は色々あると思いますが、一つは今野の出来でしょうか。
2試合欠場していることもあるのかもしれませんが、完全に試合に参加できていなかったという印象で、守備でもボールばかりを追わされてしまい全くといっていい程「どうやって囲んでボールを奪うか」という意図の感じられないパフォーマンスであったように思います。
もっとも、こんな今ちゃんを見るのは本当に珍しいように思うのですが。。。

もう一つは、やはり皆様が指摘しておられるように、徳永でしょう。

彼の最大の悪癖は以前から指摘させていただいている通り、「1プレー終わった後、見てしまう」という切り替えというか「次の動き」への心身の移行の遅さだと思う(これは平山にも共通していると思います)のですが、この日はそれがモロ出しでしたね。。
一つクリアしてもそのボールの行方を見ているので、DFラインを押し上げられずにそのセカンドが戻ってきた時に相手に前を向いてボールを持たせてしまう。オマケに自身の前は試合に入れていない今ちゃん、という。
後半は攻撃面で効いていた、と見る向きもあるようですが、結局彼の軽いプレーから4失点目を奪われ流れを切られてしまったことは、どうでもいいといっておきつつもしっかりと心に留めておきたい所ではあります。

まあただそんな「穴」となってしまったポイントを非常に効果的に使われるに至ったのは、清水がロングボールでラインを押し下げていたこと、中盤は孤軍奮闘の梶山しかキープが出来るメンバーがおらず、「溜めて押し上げる」ということが出来なかったことというラインナップ上の機微があったことも事実だと思います。
梶山はこの大敗の試合の中、個人的にはただ一人6.5点で採点してもいいと思ったくらい異次元のプレーをしていたので、真に両監督が異口同音に「戦術の妙」をゲームの分かれ目としてあげていたのはこの辺なのかなあ、と言えるかもしれません。



あんなに愉しかった9月も終わって、いよいよ勝負の10月が始まりました。
予想通り厳しい連戦になりそうです。

でも、5連勝なんていい夢を見させて貰ったせいもあるのでしょうが、この日のスタンドは最後まで唄い続けました。
普段はブーイングを浴びせることが少なからずあるワタクシも、この試合でブーイング云々という人には全く賛同はできません。

確かに、優勝を争うチームはここへ来て1-5なんて大敗はしないでしょうし、ワタクシだって東京は今季優勝したり、来季ACLに出場すべきチームだとも思っていません。
もちろん、チャンスがあれば狙いますし実際そうなったらこれほど嬉しいことはありませんが、こういったことは殆ど全ての試合を見てきたからこその率直な印象でもあります。

だから、「優勝目指して」、「残り全部勝つ」「まだまだチャンスはある」とかいってくれるJFK監督や選手たちを否定はしませんが、個人的にはその「優勝」という目標ではなく、今まさに1つのステップを上がろうかどうかという、FC東京というチームの挑戦を後押ししたい、その結果、上手く転べば有償やらアジアが見えるぞ! その階段を登れ!! だからこそ応援をしたいと思っています。

個人的には今シーズンは本当に愉しませていただいていますし、私事で言えば沢山の知人をスタジアムに招待し、FC東京に触れてもらうことが出来ました。
その中から新たに年チケホルダーになって下さった方もいます。

毎試合買っているグッズは強化費として払っているつもりですし、同じくSOCIOの母はビッグフレームスにも入りました。
別にだから偉いだろ、という訳ではなく、それがスタジアムで歌い、声を枯らすことに加えてのワタクシ自身の「応援」の形だと思っているから、それを実践しているに過ぎません。




清水戦の日から、この貯金箱で「ACL貯金」を始めることにしました。
再来年のACLに向けて、貯めていくことにしました。

ワタクシは、こうして「信じる」日々を送ることにします。
今シーズンの残り6試合。
天皇杯。
そして、来シーズンへ。

どなたかが仰っていた「30000人で勝てないんだから40000人超えればいい」という発想が大好きです。
その夢(今はまだ「夢」ですかね)、ワタクシも乗っかりたいと思います。


皆様と共に。東京と共に。

またスタジアムでお逢いしましょう。