2009/05/11

第11節:東京0 vs 0京都



今、ちょうどTVでArsenal vs ChelseaのBig London Derbyがライブ放送されているんですが、試合を圧倒的に支配しているのは疑いなくArsenalであるにも拘らず、ウォルコットが決定機を逃し続けたり、ツェフの素晴らしいゴールキーピングによって彼らがチャンスに決められずにいる間に、セットプレーからあえなく失点、そしてアネルカのスーパーミドルが炸裂してあっさり0-2になってしまいました。

「決めるべき時に決めないとこういう試合になる」
なんて今季これまで幾度となく触れることになったこの台詞は、選手や戦術・そしてリーグレベルも、洋の東西もまるで問わない真理であるかのようです。



試合前に、府中市のサッカー大会(正式名称は失念しました、、)の優秀選手の表彰が行われました。
プレゼンターは権田とブルーノ。
まあ選手のアップなどもあるでしょうから、この時間帯にやるのは仕方ないのかもしれませんが、もう少しいっぱいスタンドに人がいる状態でやってあげたら、もっともっといい思い出になるのにな、と思ってしまいました。
とはいえ、こういった企画はキッズマッチ同様、非常に素晴らしい事だと思いますので、これからもスタンドから少年たちに拍手を送りたいと思っています。



永田の来た試合ではただの1度も負けていないと本人は豪語してましたね。
確かに負けはしなかったですが、今日勝てなかったのはやはり痛いな、と。

全然知らなかったのですが、この試合の後アミノバイタルフィールドにてプロレスのイベントがあったんですね。
どうせなら見に行けばよかったなあ。。。




まったく勝ちたい気持ちすら感じさせないプレー振りに終始した京都であっただけに、やはり勝ちたかったですね。

注目の平山君は、確かによく頑張っていたようにも思いますし、もうそのプレーぶりが相手選手に完全に把握されてしまっているので最後のところで引っ掛けられてしまう、というところでは本人も試合後に語っていた通り、「もっと工夫が必要」であるといったところでしょうか。
とはいえ、後半25分あたりのあのゴール前はやっぱりシュートだろそこは!! と叫んでしまいました。

確かに何でも出来る器用な選手であるとは思います。
でもだからといって、柳沢のようなプレーを彼がする必要はないわけで。

彼には、最近ハマっているGIANT KILLING 第8巻より、達海猛監督のこの言葉を贈りたいと思います。

「本能を貫けよ」
「ストライカーだろお前は」





広島戦後にも書いたとおり、個人的にこの試合は本当に大事な1戦であると思っておりました。
で、実際に勝利を手にすることが出来なかったわけで、それに関しては本当に落胆していることも事実です。

ただ、もちろん相手の戦術やパフォーマンスといった外因もあるとは思いますが、内容は広島戦からしっかり積み上げのある、そして安定したパフォーマンスであったと、ワタクシはそう思います。
もちろん、冒頭のBig London Derbyさながら、前半から随分訪れた決定機を一つ、また一つとものに出来ずに時間が過ぎるにつけ、どんどん得点の予感が薄らいでいったというのも正直なところですが。。。

それでもやはり、だんだんよくなって来ているという部分に希望を見出したい、と楽観者は思ったりします。

ブレイクスルーがあるのかないのか、ここまできてまた頭を押さえつけられるような敗戦が待っているのか、実際問題それはちっとも判らないわけですが、せっかく芽吹き始める予感のある種を、ごっそり抜いてしまおうかなんて気持ちになっても、詮無きことではないですか。
モヤモヤ感ばかりが募る、そんな春がどんどん過ぎていきますが、結局、このチームと共に歩いていくしかないのですから。

さて。次節は横浜戦。
昨年は結局、1度も勝てませんでした。

今節の京都とは、JFK監督の就任以降、全て引分け。
どうもうちの監督なのかその嗜好するスタイルなのかは判断しかねますが、苦手な相手(浦和・清水とか)にはとことん苦手で、大宮のように嵌る相手には3点、3点、3点のようにサクッ! と勝ってしまうイメージがあるんですが、その辺どうなんでしょう?

まあ、そんな苦手の部類に入る横浜相手に、今度こそ突き抜けて欲しいと願うばかりです。

今度こそ、今度こそ。


前を向いて、歩きましょう。

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