2009/05/06

第10節:広島2 vs 0東京

面白い試合であった。
良い試合であった。

と、ワタクシ自身は思います。

それは、雨の中広島に駆けつけて、スタンドで声を枯らした訳でもなく、東京ファンに満たされたBarの片隅で、テレビモニターの向こうを眺めていた一人の人間の感想でしかありませんが、率直にそう思うのです。

こんな日もあるよ。仕方がない。

試合が終わった後、そういう気持ちになるのは随分久しぶりでした。

今までは「どうしてこんなことに、、、」とか「なんでだーーー!!怒」とか、「ああ、、、↓↓↓」みたいな、そういった第一声が大半だったので。


ここ3試合(正確には2試合とガンバ戦の30分ほど)を通して、「ようやく掴んできたのかな」という印象を、ワタクシ自身はモニターの向こうの愛するチームに対して、勝手に持った次第です。

確かにまだ、最後の1本のアイディアがないかもしれないし、鹿島や浦和が持つ勝負の機微というのは、まだまだ解っていないかもしれません。
得点も、遂に今季初めて、ただの1つも入りませんでした。

それでも、ワタクシがここまである意味「サバサバ」していられるのは、今季の東京は「ああ、こういう風に闘っていくんだろうな」という形がようやくにして実像を結んできたように感じられるのと、そしてその実像にはある程度やれるだろうという実感を持つことが出来たからだと思っています。
まあ色々まだまだ課題も弱点もあるけれど、このスタイルで今シーズンやっていけばいいのでは? という、そんな感覚。
安易だと感じる方もいらっしゃるでしょうし、もう開幕から2ヶ月も経っているのに、と思う方もいらっしゃるでしょう。
そのどれもが正しいと思いますが、ワタクシ自身は、もちろんワタクシ自身の抱いた印象を信じて、5月を乗り切って行きたいと思います。

そして。
そう思うからこそ、次の京都戦は本当に、本当に大切な一戦になります。

京都は、DFラインにCBを4人並べるスタメンを組むという点からも判るとおりの、まず守備、そしてそこからの早い攻撃を指向するチーム。
そこを崩して得点するには、この日の広島相手とはまた違った難しさがあることは間違いないところです。
しかし、だからこそ奪わなければならない。
ホームで、目指すスタイルを見せ付けて勝たなくてはいけない。
ここでコケるようだと、まじめに今季の目標は残留で確定というところでしょう。
それくらい重要な意味を持つ試合になると思います。

大宮戦の集客はふるいませんでしたが、次節は是非味スタにお越しいただきたいものです。

そして、みなさんと喜びたい。


5月9日 土曜日。
味スタでお逢いしましょう。

0 件のコメント: