2009/05/02

第6節:東京1 vs 2千葉



ワタクシが知る、ありとあらゆる罵詈雑言が脳裏を駆け巡った試合後。

前回、国立で選手に激烈なブーイングを浴びせたのは、昨年8月。4度目のダービーの試合後でしたが、ちょっと思い返すと、そういえばスコアも試合展開も同じだな、、、。
このチームには、学習能力がないのか、、、。
そんなことばかりが帰り道の思考を支配していました。

翌朝、一緒に観戦した方々からは、やれ「眠れなかった」だの「未だに怒りが収まらない」だの。
そんな聞きたくもない御報告ばかりをいただきまして。もちろん、ワタクシも同じ状況であります。

試合を通して、最初から千葉の深井が最も危険なオーラを端っているように感じていたのですが、その彼に最後にやられてしまったということで、ある意味妥当な結果かもしれませんが、、、。



もう大分日がたってしまい、細かい試合内容についてあれこれ書いても詮無きことなのですが、目立っていたのは徳永とナオの右サイドでした。
往年の「右サイドだけならJ最強」(詠み人知らず)であったころの東京のように、2人のコンビネーションは非常に見ていて爽快ではありました。
徳永は今年、本当にパフォーマンスが高値安定していて、不調の東京の中にあって最も可能性を感じさせる選手の1人であるような気がします。
最近は奥様も御活躍されているようで、一部で「あげ○ン」とか言われているようですが、、、。

まあ何にせよ、彼の活躍が勝利に結びつけば、言う事なし! であることに疑いの余地はない訳で。



ゴールを決めたナオも、どんどんパフォーマンスが上がってきている感がありますね。
前線では右からだけでなく、カボレとポジションを入れ替えたりもして、ワイドな攻撃を牽引しています。
件のゴールも、左から上手く切れ込んで決めたものでした。
あとは、ペナルティエリアの中にもう少し人数が揃えば、それなりに可能性を感じる攻撃が出来るような気がするのですが、、、。



初先発の米本君は、新人らしいがむしゃらなプレー。
個人的に非常に好感を持ってみましたが、「あまりよくなかった」という評価をしていた方々は、やはりこのルーキーっぽい部分がボランチでは危なっかしく映ったのではないかな、と。
足が攣るまで頑張ってはいたし、それなりに「効いていた」とも思っていますが、やはりあのポジションの選手が途中で交代してしまうと、試合の流れを変えてしまう要因になりやすい、というのも率直な思いとしてはあります。
しかも、相方が本職ではない羽生ですからね。
新人にそこまで要求するのが酷であることはもちろん解っているのですが、それでも今の東京にそこまでおおらかに育てる余裕がないこともまた事実な訳で。

また近くにチャンスが必ずある、と思えるプレー振りではあったので、どんどんパフォーマンスをあげていってもらいたいものです。





で、調子の上がらない二人。

カボレはハッキリ言って不調だと思います。
今はボールを持つと周りを使えず、ドリブルで強引に突っかける、という選択肢しか持ち合わせていないような感じですね。
まあ、それで半分くらいはぶっちぎっちゃうのでそれはそれなのですが、、、。

まあただ、カボレがそういった意味では「孤立気味」というのは長友のせいもあるように思います。

長友も、自分で仕掛けて、というプレーに終始している感じで、パフォーマンスが上がってきている右サイドとは逆に、こちらはコンビネーションがあまり見られないのが残念です。
長友の場合は、一応シュートで終わっているのでそれはまだマシ、という気がしますが。。。
と、ここまで書いてみて、もしかしたら両人とも個人技で「それなりには」打開できてしまっていることが、結果的にまずいのかも、と思ってしまいました。
そこでもう一段上、敢えて周囲を使えるところも見せていくことでもう一段階上のパフォーマンスになると思うのですが、、、難しいところですね、、、。

祐介は、、、。
まずポストプレーを上手にならないと。
後は、攻守の切り替えですかね。。。
前に飛び出していく時の動き出しを工夫しないと、そしてもっと判断や切り替えのスピードを上げないと、よいチャンスでボールがめぐってこないように思います。
破壊力はあるだけに、もったいないですね、、、。


ともかく。

あんな試合の後はもう完っ全にネガティブ一直線ですが、当たり前のこととして、試合はまた来る訳です。
まあ、次は苦手の大分。その次はこれもかなり勝てる気がしないガンバと、厳しい連戦が続きます。

どうなることやら。。。

久々に、試合が来るのが怖いです。

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