2008/05/06

第11節:東京0 vs 1名古屋



うーん。。。

やっぱり甘くなかった、といえばそれに尽きますね。。。
出来ればもうちょっと浮かれていたかったのですが、残念です。。


まあ結果論としては、祐介のPK失敗が痛かった、ということになるのかもしれませんが、内容的にも、そして現状における実力的にも、妥当な結果かと問われればイエスと答えるのが正しいところでしょう。


ハーフタイム、アップ中の祐介。



試合終了後、失意の祐介。
次頑張れ!!


だた、1ヶ月前のあのマリノス戦のように、圧倒的な「力負け」かと問われればそういう訳ではなくて。

個人的な印象を言わせてもらえば、特に前半は、梶山が欲しいなあ。というような展開でした。
彼がいないと、中盤でのパス回しがどうしても一本調子になってしまう。
今野も、一生懸命逆サイドを意識して展開しようとしているのだけれど、どうしても正直すぎてカットされてしまう→どんどんリズムが悪くなる→自信を持って回せなくなる みたいな悪循環。

やっぱり、どんなに調子が悪くとも、どんなに揶揄されようとも。このチームは梶山のチーム。
もちろん彼の代えというのはいないのだけれど、五輪では確実に持っていかれることを考えると、やはり彼が不在の場合のやり方というのをもう少し工夫しないと厳しいなと。
たらればをいっても仕方がないのですが、どうしてもそこに想いが行ってしまいますねえ。


後、他に気になった選手について何人か。

羽生はトラップが足についてなかったりと、低調な出来。
上手くチームの流れに入れませんでしたね。
スタジアムで見ていたときはどこか負傷しての交代かとも思いましたが、改めてリプレイを見てみると、前半で代えられても仕方がないような。
まあ監督としては期待して怪我明けながらぶっつけで出場させたんでしょうが、それに見合う結果を残せなかったのは残念でした。
まあこれについては本人の想いはもちろんあるでしょうが、ある意味起用した監督のせいだと思います。
いくら彼の理想を体現するための核となる選手とはいえ、もう少し考えて使ってあげてもよかったのではないかなあ。と思いますね。
この辺は、反省していただきたいと思います。


栗澤は、評価が難しいですね。。。
MXのリプレイで前田氏も仰ってましたが、前半ゴール前でカボレに出した浮き球をカボレが胸で返した、それをもう一度カボレにリターンしてしまったシーン。
あの辺りが常に言われるところの、彼にとっての最大の壁でしょうかね。
今日のような競った試合になると、どうしてもリスクの低いプレーを選択してしまう。結果として怖さがないというそういう評価になってしまうのがとても残念。
彼としては積極的でない訳ではないと思いますが、それでももう少しゴールに向かうプレーを見たいです。


徳永については、一度スタメンを外してみるのもいいのではないかと思ってしまいますよそろそろ。
別に長友の方がいいとかそういう意味ではなくて、今彼はゲームに対して「全身全霊で」プレーできていないと思うからです。
結局、ゲームの最大にして唯一の目的は「ゴールを奪って勝つこと」だと思います。
FWであろうとDFであろうと、その目的の為にプレーをしなければいけない訳で、その為に時にはリスクを必要とすることもあります。
この日は藤山が不器用なパスをカットされながらも何度も相手のパスを掻っ攫っては前線に上がる場面が見られました。
彼には、その意味と、そしてその時の藤山の想いを、どうか真剣に考えてもらいたい。
今日の徳永のプレーにはお金を払って見に来る価値はなかった。とワタクシは思います。
それくらいこの日の彼のプレーにはガッカリでした。










今季初めて30,000人入った試合で、勝利したかったのが本音ではありますが、我々が今シーズンを迎えたときのことを思えば、そして現在の我々のチームの状態を冷静に見れば、これでよかったのではないかという想いも正直あります。
まだまだ首位になんて立てるチームではない。(まあ、かといって浦和が現状首位に居るのに相応しいチームかといわれれば、そんなことは微塵もないと思いますが)
そして、現状では優勝争いに参加できる状態でもないと思います。

ここからまたコツコツ積み上げていかなければ。
積み上げて、積み上げて、秋まで粘り強く取り組んでいかなければ。
言うまでもなく、それが一番大事なことです。

ゆえに、次の柏戦が、そしてここから続くこの5月の過ごし方が本当に、本当に大事になると思います。
特に次戦は、絶対に連敗できない、してはいけない試合。
監督・選手・そして我々ファンにとっても、ある意味今シーズンを占う一戦になると言ってもいい。
連戦をいい訳にせず、よい準備をして欲しいとチームに対しては望みますし、また我々に対しては、一丸となって最大限のサポートを!! ただ、ただそれだけのために、気持ちを合わせて土曜日を迎えたいと思います。


最後に。

長友の怪我が、大事に至らないことを祈ります。

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