2008/05/16

アマの前にアマはなく、アマの後にアマはなし。



というわけで、AMARAL FINAL MATCHにももちろん行ってきました。

前日の柏戦が17,000人ちょい。

そしてこの日は15,000人だそうな(主催者発表)。
無料とはいえ、これだけでも我等がKING OF TOKYOの功績が判ろうかというものです。
かく云うワタクシも、油断して13:30くらいにスタジアムに着いたんですが、メインスタンド1Fはほぼ満席状態で本当に吃驚でした。




初めて見るデカユニの下には、「芝を大切にしない味スタ社長。サッカーファンを舐めるなよ」との弾幕が無味乾燥な東京スタジアム社長の挨拶に合せて掲げられ、ブーイング。

うーん。
気持ちは解るし、その想いには賛同したいのだけれども。。。
この日のこのタイミングはちょっとちがくね?? と正直思いましたね。






フェアプレーフラッグもアマラオ仕様かと思えば、御本人はカートにアジパンダタンデムで登場。
何だかJFL臭いぞ。と笑ってしまってごめんなさい。




メンバーは錚々たる顔ぶれ。懐かしい顔ぶれ。
ゴール裏も同窓会的な雰囲気で良きかな。




前半は元日本代表ばっかりの中でパスをまわしてもらうアンバサダーw

で、ゴール裏はシュートふかしたアンバサダーにブーイング。大爆笑!

前園、ドリブル上手いねえ。
相馬はまだ現役でやれるんじゃないでしょうか。
狙ってピンポイントで蹴れるあのクロス、うちの選手に教えてあげてください。。。

とはいえ、アンバサダーに無理やりボールを集めすぎてリズムに乗れないアマラオフレンズ。
綺麗に通ったパスも堀池が止める止める。
で、東京レジェンズがカウンターからあれよと2点を決めて前半終了。
個人的には理想的な展開です。




ハーフタイムには東京に愛された選手たちがいっぱい登場。
ジャーンも阿部ちゃんもユキヒコも初代"俺の"宮沢も元気そうでしたが、何と言っても一番嬉しかったのはケリー!!
インタビューを集めてくれた方、本当にありがとうございます(涙)




後半は青赤を身に纏って走り回るKING OF TOKYO。

引退試合でもDFラインまで戻ったり、そこから一生懸命前線に上がっていくアマのプレースタイルは在りし日とままでした。
前半同様外しに外したものの、最後にはキッチリ決めたところもアマっぽくて嬉しかったです。笑




後半は気を使ってボールを集める相手がいなくなり、解き放たれた元日本代表チームが攻める攻める。
まあ、、、元々の個人的な実力は絶対的に差があるわけなので、ある種当然といえば当然。
圧倒的に攻められて2点を返され、アマの得点が結果的に決勝点になるよう、しっかり辻褄を合せてくれました。笑

東京レジェンズでは、恥ずかしながら奥原ヘッドのプレーは実は初めて見たのですが、まさにファンタジスタのそれで、とても印象的でした。

これは梶山にあれだけ過剰な期待がかかるのは仕方がないなあ。。。
そして同時に、梶山にはそれだけの価値があることも、この日の奥原ヘッドを見て再確認。
東京の10番の伝統を紡いでいってもらいたいですね。

で、ハイライトはやっぱり最後の5分。

KING OF TOKYOとハラヒロミのレジェンド2トップが実現!!

でもヒロミは決定機を2度外してブーイングされwww
平山と変わらないぞーw




試合終了。
挨拶するアマラオ。

爽やかに終わったかと思ったら「移動シマス。」って言って『アマが東京にいる限り』を唄いながらゴール裏前に移動。 ←大爆笑
唄って踊れるアンバサダーですなw




拙い日本語で、一生懸命喋る。
聞き取れない部分もあったけど、その気持ちが伝わって、恥ずかしながらボロ泣きしてしまいました。

ワタクシがアマに出会った時、彼はもう全盛期を過ぎてしまっていたけれど、当時東京を実力以上に魅力的に見せたその直向きさの中身は、間違いなくアマラオというプレーヤーに多く寄与する部分があったと思ってます。
そしてこの日、アマのために集まった東京のOBたち。
東京と共にJ Leagueに上がれなかった人も、この味スタでプレーすることが出来なかった人もいる。
そんな彼らのプレーをもう一度見ることが出来て、本当に良かった。








沢山の花束を受け取り、誰よりもカッコイイシャーを決め、サポから渡された王冠を戴いて、フミタケとヒロミのシャー(フミタケのシャーはカッコイイ! 最後のエンブレムにキスも素敵でした)に背中を押されながら、本当に名残惜しそうに、ゆっくりと我等のKINGは去っていきました。

土肥が来てくれたのは嬉しかったですね。
コールをして上げられなかったのは、やはり私たちの意地でしょうか。
彼との物語は、やっぱりこれからも続いていくのだな。
そんなことを思ったりもして。


なにより。
あんなに「アイシテル。」「アリガトウ。」って。

こんなに幸せな時間をプレゼントしてくれて、お礼を言いたいのはこっちの方です。

KING OF TOKYO AMARAL。

心から、心からありがとう。


we'll never let you walk alone.

love.

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