2008/09/25

貫禄ありあり



トップチームの磐田戦の前に、車をすっ飛ばして市原臨海競技場へ。
大枚はたいて(ETC割引とかで多少安くなってはいましたがやっぱり高い。。。)アクアラインを通り抜ければ30分程度で着いてしまうという意外と近いスタジアムです。



高円宮杯も、いよいよ準々決勝ですね。

ワタクシ自身も4連休の3戦目、しかも今シーズン初めてのダブルヘッダーということで、東京と共に過ごす連休、しかも連勝の幸せさをひしひしと噛み締めさせて頂いております。笑



先制点は岩渕。
負傷は大丈夫でしょうか。



前橋育英は、これで抜きん出たトップ下がいればといった感じでしょうか。
細かいところを繋いでいって根気よく崩そうとする様は、昨年の甲府が少しオーバーラップしましたね。



本当に厳しい展開で、試合を決める3点目。
畑尾君は本当に頼りになるキャプテンです。



結局、先制、追加点、1点返されたところでの駄目押しと終わってみれば3-1の勝利となりましたが、これまで見た試合の中ではやや低調な試合内容でした。

あの嵐の中での消耗戦の後中1日と言うこともあり、やはりダイナミックな動き出しや無駄走りといったのは少なめ。
いつもはガンガンドリブルを仕掛けていく“パブロ”山崎君も、前半35分ほどで交代になってしまいましたし、東京の得点も1点目、2点目ともに相手のDFラインのミスからで、綺麗に崩したといったシーンは多くはありませんでした。
しかしそれでも、相手の隙を逃さずキッチリと得点を重ね、そして勝ちきるというところはこのチームの強さの証明ではなかったかと思います。

得点もさることながら、このチームの強さの秘密はやっぱり畑尾・藤原のCB2枚以外にあり得ないと、7月の柏戦、桐光学園戦、流通経済大柏戦、そしてこの前橋育英戦を見て確信した次第です。
特にこの高円宮杯では、累積や負傷などもあってワタクシが見に行った試合は全てボランチの2枚の組み合わせが異なりましたし、試合内容も90分通して相手を支配していたという試合もなく、毎試合凌ぎつつ、という展開が多かったように思います。
それでもこの藤原がキッチリとストップし、畑尾がキッチリとスイープするという本当に素晴らしいパフォーマンスの甲斐あって、中央から破られてゴールを決められる、もしくはそれに順ずる決定的シーンを作られるというシーンは殆ど見られませんでした。



そしてこの試合の畑尾に至っては、自分たちのミスからゴールを許して浮き足立ちそうになっている危険な時間帯に、見事に試合を決めるゴールまで奪ってくるという、真さにキャプテン!
本当に頼もしい限りです。





前橋育英は学校応援というのか、吹奏楽部にチアリーダー(!)まで動員して迫力のある応援を展開していましたが、せっかく色々なレパートリーがあるのに畳み掛けている展開にも拘らず曲が終わってしまったり、「さあ行くぞ!」というときに待ったりした曲が流れてみたりと、何だか持ち歌をただ披露しているだけのようになってしまっていたのが残念でしたね。
やっぱり高校野球が専門かもしれませんが、時折ブラスバンドなしで声が上がるサッカーのチャントはなかなか機を見てしっかり出来ているのだから、そういった間や空気をサッカーの応援にも活かしてもらえれば高校選手権なんかでスタンドと一体となった素晴らしい試合を体験できるのではないかなあ、と感じました。




何はともあれ、今日の試合のワタクシのMVPはやはりこの人。

準決勝は重松君、三田啓君が累積で出場停止ですが、何としてもユースカップでの雪辱を晴らしてもらいたいですね。
後は岩渕君が軽症でありますように。

次は国立だ!!

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