2008/08/25

第22節:東京1 vs 2ヴェルディ

まあ、、、一晩経っても。。。
全くといっていい程イライラが治まらない、えらく不健康な週末を過ごしております。

それにしても。。。
昨日も自棄酒浴びながら思ったんですが。

何故に負けたんでしょうかね??

冷静に、とはいってもあくまでスタジアムで叫びつつ見た域での所感になりますが、、、あの日の出来で、コレっていう敗因が全くと言っていい程見当たらないのです。
もしあの悪天候の中スタジアムに足を運んでくださったニュートラルな観客という奇特な方がいらっしゃったとしたら、内容素晴らしい白熱した好ゲームだと思ったんじゃないでしょうか。

東京は本当に久々に試合を通じてMoving(この言葉使うのが久しぶりすぎる)出来ていたように思いますし、フッキを売っぱらったベルディも、4回目にして初めてコレクティブでオーガナイズされたサッカーを披露していたように思います。
東京の本当に久々な好ゲーム、監督風に言えば「主導権を握って」試合を進められた一番の要因はまず何と言ってもモニ。
かつて(と言ってもそんなに昔じゃないんですが)日本代表と呼ばれていた頃を彷彿とさせるパフォーマンスで、飯尾、大黒のチビッコ2トップの裏への意識を一人でカバーしていた以外にも、鋭くボールを奪っては積極的に前に出て行ってコケる。笑

そして彼以外にも、梶山、今野、羽生のセンターラインのパフォーマンスが揃ってよかったのも大きいですね。
今ちゃんはおそらく今シーズン、少なくとも後半戦は一番の出来ではないでしょうか。
奪ってはたいて前に行く、後ろは梶山がカバーしながらぬらぬらと組み立てる。
今野・羽生・梶山辺りがゴール前に出てこれる時は東京の攻撃に厚みがある時。
結局その形からゴールは生まれなかったけれど、嬌声が上がる形を何度も作っていました。

それだけに。。。
まあ「コレがサッカー」という、「決めるべき時に決められないと、そのツケを払わされることになる」というそんな典型的な試合となりました。


しかし、そんな冷静な批評をして、だから何!? っていう話な訳ですよ。

この試合はダービー。
どんな手をつかっでも、何が何でも、極端な話、相手選手を退場させてでも勝てばよろしい。負けてはならない。そういう試合なんです。

内容が素晴らしかったとか、割り切って引分けという考えも、、、とか、そういう言葉は要らないのです。
雨の中集まったファンがこの試合満足できるのは、ただ勝利のみ。そういう試合なんですよこの試合だけは。
ワタクシの中で「ダービー」とはクラブとクラブが、全力で相手を叩き潰すために戦う、そういった試合なんです。

そういった意味では、我々に足りないのは、「クラブを挙げて」という姿勢かもしれません。
最近は問題を起こさないように、事前にイケイケには「相手を煽るような応援をするな」という注意がフロントからされているようですし、何故かこの日の会場は国立競技場。
個人的には、ワタクシたちとベルディは「同じスタジアムを使用」しているからこそダービー足りえるわけで、そのスタジアムを使わないというのはダービーとしての雰囲気造りという点で間違っていると思ってます。
昨シーズン、マリノスが横浜FCに対して仕掛けた8月のダービーは、そんな気迫ともいうべきものが伝わる、まさに「クラブのプライドをかけた」ものでした。
そういう姿勢で臨んでこそ、4戦4勝というTriunphは成し遂げることが出来るのではないでしょうか。


まあ色々書いていますが、、、。

要するに悔しいんですよ。
ハッキリ言って最低の気分だし、ぶっちゃけ今週いっぱいくらいは軽く引きずる気がします。
先週の浦和戦、そして今回のダービーと立て続けに悔恨を溜め込んだせいで、ネット上ではそこかしこから不穏当な発言が噴出している感があるし、いよいよ残留争いだなという感じも個人的にはしています。
木曜日の柏戦も、正直全く勝てる気がしませんよ。


でも、それでもワタクシは見に行きます。
それがどんなに辛い作業になったとしても、最後まで見届けるのがワタクシたち応援者だと思うので。

夏が終わっても、優勝争いへのチャレンジが霞んでも東京の挑戦はまだまだ終わらないし、ここまでワタクシたちは今季の東京に素晴らしい夢を見させてもらっている。
そして、それはまだまだ続いていくのですから。

今度は、ワタクシたちがクラブを支える番です。

少し時間がかかってもいい。

この屈辱から立ち上がって、きっとまた、歩いていくのです。

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