2008/06/28

慧眼、とまではいえないけれど、

先日お伝えしたFC東京トークショーの際に、前田治氏が最も会場をザワつかせたのは再開後の予想布陣のくだり、今野の名前が書かれたマグネットを躊躇なくCBへと持って行った時でしたが、まさか再開初戦でその予想がここまで現実味を帯びてくるとはコチラは全く予想だにしていませんでした。

果たして報じられている通り、吉本や椋原を袖にして本職ではない今野をコンバートするのか、それとも前半戦でそうしてきたように若い力を抜擢するのか。
ワタクシ自身もどちらが正解かという確固たる見解を未だ持ちえていませんが、その一つ前、即ち中盤のポジション争いが超ハイレベルな感じになっている現状では、そこから一人DFラインに下りてくるのも一つの案なのでしょうかね。
でも仮にそうすると吉本なんかにとっては出場は相当ハードルが高いなあ、と思ってもしまいますし。。。
今度の千葉戦の布陣は、色々と物議を醸す要素となるかもしれませんね。

という感じのDFラインの不安ももちろんあるんですが、個人的な注目はやはり「俺たちの」羽生です。

古巣への思いは人一倍あるだろうし、同時にジェフ側に陣取る方々一人一人にとっても忸怩たる思いがあるはず。
そういった状況の中で、羽生自身の「凄み」が見れるような気がして、全く根拠はありませんが期待している次第であります。

まあ、そんなことがなくとも、近年ジェフとの試合はホーム、アウェー共に好ゲームになる率が高い訳で。
一昨年はお互いアウェーで勝利し、昨年はお互いホームで勝っています。

エルゴラの見出しを借りるならば、今年は東京が「Moving」、千葉が「ダイナミック」と、昨年までとは趣向が逆転してのぶつかり合いとなりますが、どちらにとっても大切な一戦。



この、何度も言ってますが本当ににわかに信じられない前売り券の出方に応えるためにも、是非好ゲームを、そして勝利を!!


何より、お願いだから雨よ降らないで。。。。

2008/06/25

再開への道(2)

前売りチケットの残席数がとうとう10000枚を切り、嫌がおうにも気持ちが高鳴る水曜日です。
ああ、まだ後半分もあるのか。苦笑

今回もまた、今シーズンはなかなか順調な成果を挙げている草の根SOCIO増進活動により同行者を伴うことになったので、今朝慌ててホーム自由席のチケットをまたまた一枚購入。
これによりホーム自由席の残席数は今現在899枚以下にはなっているはずです☆

それにしても、もしも「味スタが満員に」なんてことが本当に起こったら、ワタクシおそらく感動して泣いてしまう気がします。
最近は週末の調布・府中周辺の天気を調べることが毎日の日課となっている訳なんですが、「その日」が近づくにつれどんどん降水確率があがっていく。。。
神様どうか日曜日の昼~夕方にかけてだけは、どうか雨を降らせないで下さいお願いします。とそう諸手を挙げて祈ってしまいたい気持ちにもなるってものです。



さて、再開早々我がチームは文字通り正念場を迎えますね。

週末の千葉POOL戦を皮切りに、中2日でナビスコ準々決勝の大分戦、またまた中2日でアウェイ浦和戦、その後は鹿島→ガンバ→京都→横浜と、何とも強豪やらハードスケジュールやらとの戦いが目白押しですよ。
京都戦以外は全て参戦する予定(京都はまだ未定)なのですが、ワタクシ個人もまず今週末は自分自身の出場する大会→負けたら即味スタへ移動、というのを皮切りに、浦和戦は那須で接待ゴルフ→終わってそのまま即埼スタへ、大分戦は会社を早退(16時)して幕張→味スタ、鹿島戦は日曜のナイトゲーム→車で帰宅して次の日は早朝出社、とまあ何とも強行軍なのです。

ええ!! ワタクシもチームと一緒に戦いますよっ!!爆

だからお願いだから週末は晴れて下さい。マジで。





そういえば、さっきネットの波間を漂っておりましたら、こんな結果を見つけてしまいました。

中断期間にすっかり「ガス欠」になってしまってネットに逃げ込んだワタクシのような東京ファンは、思いの外多いようです。笑

2008/06/23

再開への道(1)

発見。

作った人に拍手!

2008/06/22

サポーターは、喉が命



過日、母(←SOCIOです)が、FC岐阜ののど飴を会社で頂いたそうで、『是非東京でも商品化して欲しい!!』と私の元に持ち込んだのがこの写真のものです。

まずコピーが秀逸。

『サポーターは、喉が命』

全くその通り。
と同時に、ワタクシが不勉強なのか、プロサッカーチームのマーチャンダイジング商品としてのど飴を発売したクラブを寡聞にして知らないのですが、いったい何故なのでしょう。
こうして手にとって見ると、まさにコロンブスの卵というか、これほどゴール裏と親和性の高いお菓子もない気がするんですがね。
まあ確かにのど飴っていうのは確かに地味で、訴求力に欠けるのかもしれませんが、、、。
でも味の面で悪名高い?(母談。ワタクシは食べたことがありません) バモス東京せんべいに比べれば、実用的で良い味出している気がするのですが。
どうでしょう? 商品開発部の中の人!!

ちなみに、中の飴玉1つ1つの包装袋には、選手のプロフィールが印字されてます。
小峯の特技は「コーチング」、苦手なものは「ヘビ」だそうです。
コーチングって。w




ていうか、本当にこれ東京ヴァージョンで商品化してくれないかしら。
誰か奇特な方、フロントに掛け合ってもらえないでしょうか(爆)





さて。
ふと目にした、千葉戦の前売りチケット残席数

千葉戦とは思えない売れ行きっぷりです。(失礼)

まあナビスコを突破したダービーも見に行けず、韓国にも行けず、練習試合も特に見に行っていない中断期間の禁断症状が出まくっているワタクシのような人が多いのか、それとも単に新生千葉POOLと好調東京の試合に好奇心を擽られるライトなサッカーファンが多いのか。
どちらにしろ、多くの人が客席を埋めてくれることは喜ばしいことであります。

早く試合が来ないかな。
命の喉を労りつつ、雨にも負けず待ちましょうぞ。

2008/06/19

4週間とは

何時を起点にしているんでしょうか??

怪我したその時点から?

それとも、診察を受けた結果を告げられたその日から??

嗚呼、前者であってくれないのでしょうか。。。


ていうか、日本代表チームのスタッフの方々って、何考えてるんですかね??
何故に、高原も安部も、不調や怪我が原因で離脱できているのに、うちの長友だけ海外にまでずっと拘束してくれたんでしょうかね??
結局2試合ともベンチにも入っていないし、しかもその間は別メニューだったはず。

そうまでして帯同させた意味、もしくは価値があったのでしょうか??

リーグ再開後はのっけから千葉、大分、浦和、鹿島、ガンバ、京都と連戦ですよ。
「全治4週間」をそっくり消化したとしたら、出れるのは最後の京都戦だけじゃないか!

はっきりいって、ワタクシは激怒しております。
サッカーにおける日本の最高峰のチームの中に、まともな診察及び判断が出来る人間が一人もいないのか、と。

こんなんなら、もう代表なんかに選手を出す必要なんかないじゃないか。
チームは、声を大にして文句をいうべきです!!


ああ、腹立つ。怒

2008/06/16

片想いの行く先は

ヴェルディファンの方のブログにこんなエピソードが。

FC東京からのレター

先日のダービーでの小競り合い(実際に被害に遭われた方にはこのように表現するのは適切ではないとは思いますが)は、最近のJ Leagueを取り巻く状況も相俟って、芳しくない方向に進んでいくような気配を感じずにはいられません。

思えば、ワタクシたちのクラブの応援スタイルというのは、元々が「後発のクラブ」としての意識から出発しているように思います。
地方の王者クラブを田舎、田舎と揶揄し、スタイリッシュなサッカーを目指す日本代表選手を「泥臭くて何が悪い!」と言わんばかりにおちょくる。

相手が王者であればあるほど、対戦チームの年間予算が大きければ大きいほど、対峙するそのサッカースタイルが、美しければ美しいほど。

それはいわば、ジャイアンに挑んでいくのび太のようであり、はたまた連戦連敗にこそ意味を見出すかつての地方競馬のスター馬のようでもあり。

「PRIDE of URAWA」
「Spirit of Zico」
「WIN BY ALL」


多くのクラブが自分たちの内部にある何かについて自らのアイデンティティを携え、それをスタンドにて誇示しているのに対し、東京のスタンドというのは、いわば「相手との差異」においてこそ自らの自我を確立しようとしてきました。
それはまるで、実態は掴み所がなく、明確何かを与えてくれる訳では決してないのだけれども、遠くからはとても煌びやかに見え、多くの人を魅了して止まないこの陽炎のような東京の街そのものなのかもしれません。


クラブが出来て10年。振り返ればそうやって「反体制」的に尖ってきたワタクシたちも、随分な地点まで歩んできました。

毎年拘泥しながらもJ1に定着し、いつしか平均観客動員数はリーグ3位を争い、曲がりなりにも各年代で日本代表選手をそれなりに輩出するようになりました。
遂には何を間違ったのかリーグ戦の順位そのものすらも今季は上位を争えています。
そうやって、従来の「立ち位置」がある部分ではひっくり返ってしまっている現在、かつて「のび太のくせに」で済んでいたジャイアンへの対抗意識は、クラブのそのステータスが認知されてきたことに反比例して「品がない」「挑発的」「暴力行為を煽ってる」という誹りを受けるに至ったのではと、まさに隔世の感。
そういった意味では、ワタクシたちもそろそろ「より大きいもの」へと目線を変え、新しいジャイアンを探すべきなのかもしれません。

でも、一つ言わせていただけるならば、かつてののび太-ジャイアン関係が仮に逆転しているとして、
だからってそれを「お宅のサポは品がないから取り締まるべき」と相手のクラブに投書するのってどうなんでしょうね?
自分たちの立ち位置が下から目線になった、ということを認めるのは百歩譲ってそりゃ構わない(本当はそれもまた淋しい、というこの「ツンデレ」な感じは理解してはもらえないのでしょう)けれど、それじゃあなた方のやっていることは「のび太」じゃなくて「スネ夫のママ」じゃないか。
浦和とガンバの件ではガンバが暴力というどんな理屈を持ってしても肯定されえない手段を用いたからこそ、報復された側が謝罪しなければいけなかったのであり(だからと言って選手の「勝利の儀式」を自粛するなんていうのは到底的外れだと思うのですが。浦和の選手は負けたのだからそれに歯噛みすれどもイチャモンつけるべきではない)、その1件を盾にして「うちもあなた方のファンの応援にこんなに嫌な思いをしている。やめさせろ」というのは最近話題のモンスターペアレントと変わらないのではないか。
そんな風にワタクシは思います。

「伝統クラブ」のプライドは、100%ののび太意識をあなた方に持たせるには大きすぎるのかもしれませんが、ならば伝統クラブらしく、堂々としていて欲しい。
そんなにワタクシたちに虫唾が走るのならば、応援には応援で、やり返して欲しい。
浦和だってガンバだって川崎だって、サッカーファンの本質は「臥薪嘗胆」であると、ワタクシはそう思います。
あなた方にとってワタクシたちは眼中にない、「品のないカス」かもしれませんが、呉と越が味スタという舟に同居しているからこそ、ワタクシたちの対戦には意味がある。
綺麗なダービーなんて望んでなんかいませんが、出来るとことならば、もしあなた方が振り向いてくれるのならば、この呉と越の物語は素晴らしいJ Leagueの故事となれると、そう思います。

あなたが振り向くその日まで。

我々が飽きるその日まで。

そのどちらかが来る前に、他の何かの力でこの片想いを潰されるのは哀しいじゃないか。


だからこそ、今日も心の底から言うのです。


は大っ嫌い! !!



東京に、「ダービー」が現れるその日まで。

2008/06/11

うちでは相当ショボくとも。









という訳で行ってきました『FC東京トークショー』。

残念ながら一般の写真撮影は禁止とのことで出演者の方々の写真はないのですが、
普段練習場へ行ったりはしないワタクシとしては、
生三田涼子さんはとてもちっちゃく細く華奢な感じで、
生前田治さんはでんっ! って感じで、
そして生我等がJFK監督はやっぱり男前でありました。

あの顔で、あの佇まいで、んでもってあの声。
さぞサラリーマン時代はモテたでしょうなあ。。。
てな印象を改めて抱いておりましたところ、本人曰く

「僕はうちでは相当ショボイです」

だそうです。
大爆笑でした。
しかもそれに続けて、「家では本当に地味な感じで、、、でもそれがまた良いんですけど(照)」だそうで、もしかして内はドMなのかJFK!?w

その他にも、

「スーツは試合のときにしか着ないです。試合のときにスーツを着ているのはジャージだとボールボーイと間違われる、と家族に言われているんで」 ←背が低いからか??

「試合の後家に帰ると、勝っても負けても『今日も采配ミスだったね』と家族に言われる」 ←御家族はいつもスタジアムで観戦されているそうです。そして、勝っても負けても扱いが変わらないことに本当に感謝している、とも。

「選手にもそろそろ僕がショボイのがバレてると思いますけど」 ←この「ショボイ」の内容を具体的に聞きたい。。。

「僕、負けた試合の後は家に帰ってとにかく寝まくるんですよ。だいたい9時間くらい」。 ←寝すぎです
「監督になってからは生活が規則正しくなりましたね。(苦笑) 大体5時くらいには起きてますし」 ←5時に起きてるのに9時間寝てるってことは、、、。

てな具合に、普段の毅然とした風貌からは意外な感じのする、どちらかというとプライベートな話題もありつつ、1時間強の時間はあっという間に過ぎていきました。



リーグ戦の話題中心のものでしたが、掻い摘んで御紹介すると、、、。

Q.ここまでのチームに点数をつけるとしたら?
A.
前田さん:監督は50点くらいと思っているのでは。
ヤスダ氏:まあ見てる人から言わしてもらえば90点くらいですね。
JFK監督:まあ僕らは点数をつけられる側なので、、、。見ている人がつけてくれれば良いと思います。
ただ、確かにそんなに凄く良い点じゃないですけど、積み上がってきているものはあると思う。



Q.手応えは?
A.
JFK監督:指導者の方々ではなく、一般のファンの人がどう感じるかが大事。
牛歩のように一歩一歩進んでいます。
ヤスダ氏:負けても愉しいというか。そういうのがいいです。
前田さん:監督の中で理想と現実のバランスをどう取るのか、非常に難しいのではないでしょうか。
でも、要所要所で理想の部分が確実に出てきている。



Q.ここまでで印象に残っているシーン、ゴールは、、、
A.ゴールは全て印象深くて差はつけられないが、その中でもまず川崎戦での4点目(今野)。
シーズン開始前、川崎とやってチンチンにやられていた。全てのチャンスが決まっていれば7-2くらいの試合。その試合後選手たちはとても不安になったと思う。
その意味で同じ川崎相手に上げたあのゴールは、選手がピッチ上で確信を持てたゴールだった。

そしてもう一つはダービーでの羽生の同点ゴール。
あれも連動して獲ったゴールだが、それよりも大きかったのは、あの試合でもし負けていると、周囲の声(つまり批判)が大きくなって目標の追求が非常に難しくなってしまう。
そういった意味であのゴールは本当に大きかった。

それから、あの試合で「サポーターも一緒に戦う」の意味が解った。
何かこう、空気が揺れるというか、、、。まるでここは日本じゃないと思うくらい、あの試合のスタジアムの雰囲気は本当に凄かったです。




その後、後半戦の予想布陣(ボードにはダービー第3戦のスタメンが貼ってあり(何故か椋原だけマグネットがない! 用意しとけ!!w)、ここからスタート。前田さんは躊躇なく荻→塩田を入れ替えた後、躊躇なくモニを外そうとして場内がザワザワ(笑)、、、な感じに、その後今野を、、、なーんて予想も。監督は「それも瞬間風速的にはあると思う」とコメント)や、選手のモチベーションコントロール(例えで出ていたのは俺の赤嶺。「彼はこの前のダービーの前日練習でレギュラー組みでセットプレートかやっていたのに、当日は一分も出れなかった。次からどんな顔でグラウンドに来るのか、今から楽しみ」だそうです。飛躍を!)などの話題を挟んで、いよいよ後半戦の目標を。となりました。

曰く、

「今3位という順位で、まあ現時点での順位は全く意味のないものなんですけど。そんな中選手は『あの試合勝ってれば今1位なんだよな』と言っている。選手が伸びる瞬間というのは、例えばU17の時、予選リーグを勝ち抜いて決勝トーナメントに行く。そうするとその次の試合までの4日間なりのトレーニングで物凄く伸びる。で次ぎも勝つと、またその次の試合までの間に更に伸びていく。試合だけでなくてそういう感じを体験していくことが出来る。そういう中で選手が伸びていくことが出来るというのを、1年間続けていけたら素晴らしいです」

とのこと。
この話は非常に興味深くて、よく優勝チームの経験とか優勝争いの経験とか、そういうのをとてもわかりやすく表現してくださったなと。率直にそう思いました。

この後の質問コーナーでの話でも、

Q.先程は勝った試合で印象に残っているものを挙げていただきましたが、反対に勝てなかった試合でターニングポイントだったと思われる試合はありますか?
A.まずはマリノス戦ですね。(即答)
メディアにも出ていますけど、この試合後にみんなの前で梶山陽平にかなり厳しく、それこそ「お前のせいで負けた」と。
で、それ以後の試合の彼のパフォーマンス、調子が良いときの彼のパフォーマンスも、そうでない時のそれも見ていただければ。
そういった意味で、マリノス戦ですね。

もう一つは、名古屋戦。
実は、試合前からロッカールームの雰囲気がいつもと違っていた。
この試合は、2位(東京)と3位(名古屋)との試合で、しかも勝てばトップになるかもという。
しかもお客さんも3万人以上入ってという試合。
そんなシチュエーションで、うわっついている、浮かれポンチになっているわけじゃないのだけれど、明らかに選手の雰囲気が違う感じでしたね。
これの前の大宮戦ではそんな感じは全くなかったです。
そういう、秋に優勝争いをするとこんな感じの空気になるのか、という。チームが初めて「頂上を垣間見た」そんな試合。
そこで痛い目にあったのがデカイですね。



↑こんなお話がありまして。
きっと今チームは日々の達成感の中で、どんどん伸びしろを広げながら日々進んでいるのだなあ。そんなポジティブな空気は開幕当初にワタクシが感じたことと全く変わることなく、しかも期待は膨らむばかり(笑)

きっと選手だけでなくワタクシたちファンも、今この指揮官の下でとても大きな経験をさせてもらっている、ただ刹那に結果に一喜一憂するだけでなく(もちろんそれもこの上なく大事なこと)、目標に向かって積み上げていく、その一歩一歩を味わって進む。
そんな「未完成だからこそ」体験できることを、今ワタクシたちは一身に味わえているのだなあ、とそんなことを想いました。


Q.監督を引き受けるにあたって、期待と不安のどっちが大きかったですか?
A.監督は不安があったら出来ない職業だと思います。それに僕は、FC東京を見ていて今こそ自分の方法が活きるという、その確信があったし、その確信がなければ恐らく不安のほうが大きかったと思います。


男前監督のこの答えを信じて間違いないという確信を、今日ワタクシも抱きました。
1時間では全然足りませんでしたよ。

それでは最後に、後半の目標のくだりでのヤスダコージ氏の回答で、締めたいと思います。














A.監督、アジア行きたいッス。



あのパネルが本当に欲しかった。。。

ACL貯金はもう始めてますよ☆

※何分メモと記憶を頼りに書いていますので、多少ニュアンスが違ったりしているかもしれませんが、その辺は皆様の感性で補ってください申し訳ございませんm(_ _)m


2008/06/10

ナビスコ第6節:ベルディ2 vs 4東京



ナビスコ予選リーグ突破決定!! \(^0^)/


、、、といっても、全く見れてません。orz...

チームが国立で躍動していた頃、一人鹿児島の地で携帯片手に身も心も捩りながら、呻き声やら完成やら呪いの言葉やら咆哮やらを発しては周囲の同僚様方に変質者のレッテルを張られておりました。

その夜終便で帰宅しては、youtube漁りを続けています。

しっかり観戦に行った母上(もちろんSOCIO)は、友人を多数連れてベルディの観客動員に貢献してあげたらしく、とても愉しんでもらえたと喜びに浸っておりましたよ。
ああいいですこと。見れて。

見れないワタクシは勝利を願う余り、訪れた焼酎工場にて偶然、冒頭の限定焼酎を見つけてもう即買いです。
※ちなみに訪れた酒造は →コチラ


余りにも悔しいので、この焼酎の御利益で勝ったことにします。
ので、次に平山がゴールを決めた時に封切ることにもします。


何はともあれ、ダービー3連勝!!

あちらの無気力さはもう放って置いて、ひたすらがっついて行きましょう☆

2008/06/01

ナビスコ第5節:東京1 vs 1清水



この日は諸般の事情で、今季2度目の恵比寿FootNikにてのTV観戦。

前半カボレとエメのパス交換に思わず

「翼君!」

「岬君!」

とアフレコを一人でつけていたのはワタクシですw

ここにブルーノの飛び出しと羽生、徳永のサイドへの走りこみ、更に平山のポストが加わって前半は文字道理東京が「躍動」。
特に先制点に繋がった羽生が平山に当てる→平山の落とし→羽生の左スペースへの走りこみ→浅利のスルーパス→カボレと平山がニアに流れる→エメはファーに流れる→羽生クロス→ブルーノが走りこんで横取り40萬(古い)ゴーーール!! の場面は本当に素晴らしかったですね。
先日のダービーのハーフタイム、サブの選手たちがしきりにこの「ポストに当てる+自分は前方へ→ポストは次の選手に落とす→次の選手は前方へ浮き球スルー」という練習を繰り返していたのを見て、ああ、こういう所を狙っているのだなと印象に残っていたのですが、この試合で見事に結実したのを見てはたと膝を打った次第ですよ。
まさに「全ては小平のピッチから」。
本当に美しいゴールだったと思います。

しかし、美しい時間は長くは続かないのもまた世の常でしょうか。
後半はと言えば、清水の藤本投入と共に、先日の磐田戦の所感で書いていた東京攻略法が炸裂。
陣形を横に広げられ、ボランチとDFラインの幅を縮められ、サンドバック状態に。
最後は前節のお立ち台で「ナビスコ絶対に決勝トーナメント行きたいんで、ついてきてください!」って言ってた佐原がキレて退場→そのFKを藤本が直接決め、逃げ切り失敗の引分けとなりました。

今日のトーチュウによれば退場しちゃった佐原はJFK監督にもこってり絞られた(紙面には試合後の佐原の写真も載ってました)みたいですし、他にも観戦に行かれた方々が手厳しい指摘をされてますので、ここでは特にコメントはしませんが、個人的にもっと気になったのは、東京のブラジル3人衆についてです。

昨年の春頃、ワタクシは東京に加入して今野とボランチを組んでいた福西を「劇薬」であると思っていました。
確かにその攻撃力や展開を読む力は素晴らしい。
が、反面運動量が少なくてバイタルエリアを自由に使われる一因になるリスクが高かった上に、組んでいた今野も気を使っているのか何なのか、やりずらそうにしている場面もチラホラ。
しかしそれでも大事な場面でゴールをあげたり、しっかり結果を出していたのと、そのうち今野がCBのポジションに定着したためやっぱり外せない。
東京は「判っちゃいるけど何とやら」な非常にデリケートな問題を抱えつつ低空飛行を続けました。

昨日の試合を見て。
現状のブルーノはそれと非常に似ているという印象を持ちました。

確かに彼が絡むことで攻撃に非常に迫力が出ている。
自らも果敢にゴール前に出て行って決定的なチャンスを掴んでいるし、ゴールも決めている。

しかし反面、守備面で「おー。ブルーノ効いてるなー。。」という印象がどうもない。
後半になるとそもそもボールに絡んでいるシーンをあまり見れず、「消えて」しまっている。

まあそれだけならば「諸刃の剣」で済む話なのですが。
実際に守備面は他の選手がカバーすることで特長を活かしたりとか、そういう戦術的な取り返し方もありますし。

ワタクシがこの2試合をみて彼が「劇薬」だと思っている最大の懸念事項は、彼が東京の「ブラジル人トリオの心臓」的な位置づけになりつつある、という印象を持ったことです。

清水戦、途中交代したのはカボレ、エメルソン、ブルーノでした。

この2試合、ブルーノが序盤に飛ばしていくことで、東京はこのカボエメブルを中心に攻撃を組み立て、決定的な場面をいくつも作っています。
逆に後半、彼のパフォーマンスが落ちると全体の足も止まり、相手の時間帯になっています。
もちろん、ボランチというポジションゆえにそこの選手の足が止まると相手の攻撃にとって有利になる、そういったごく当たり前の事情もあります。
が、実は問題は前半のブルーノがフレッシュな時間帯の方にあるような気がしてなりません。
どういうことかというと、彼は試合序盤に「余りにも効果的に」攻撃のアクセントになるため、無理な中央突破が多くなるのです。
これはこれで上手く行っているので前半は全く問題になりません。当たり前です。
しかし、この「ブルーノ使えば上手く行く」的発想は当然見方の脳裏にも意識されます。
結果、半ば強引でも真ん中から崩していく、そういうゴールへの選択肢を選手たちが採用しがちになっているように見えるのです。

昨日の試合でも、前半、右サイドでエメルソンがボールを持っていた際に徳永がそれを追い越して右アウトサイドの高い位置に走りこんでいるのに、そこを使わず真ん中のカボレ→ブルーノ(スルー)→平山と繋いでシュートまで行ったシーンがありました。
これはこれで素晴らしい攻撃でしたが、では逆にサイドから行ったパターンはというと。
後にも先にも、エメが右で持ったときに追い越していく徳永をシンプルに使ってクロス、というシーンはなかったように記憶しています。
出て行った選手を全く使ってあげないと、次第にその選手は出て行かなくなります。
プレーヤが体力を削ってスペースに走りこむのは、そこに「ボールを出てくるはず」という信頼があるからです。
だから、攻撃はバランスよく行えることが理想ですし、ボールが回ることで流れが良くなるのは当然のことだと言えます。
その信頼が薄れ、体力が落ちたとき。それは「消極的」という状態を生み出します。
東京の攻撃がブルーノ頼み、エメ頼みになっていた中で彼らのパフォーマンスが落ちた時には、東京にはもう「守りきる」以外の打開策が残されていなかったのではないでしょうか。
それでも点が獲れている、良い時間帯を作れているということで、周囲の選手、つまりチームが工夫しなければ、彼の存在はまさに彼とチームを心中させる「劇薬」たりえると思ってます。
そんな伏線が、あの余りにも華麗な前半に隠れていたように感じるのは、考えすぎなのでしょうか。。。

この日の東京の前半の攻撃は、確かに非常に美しく、魅力に溢れていました。
が、ところどころで、「ブラジル人頼み」な感じな展開にも見え、それが喉に刺さった小骨のように気になっていたワタクシであったのでした。
某緑色のチームのレアフッキエゴ程では全くもってありませんが、我等が東京にも「ブラジル頼み」の小さな萌芽が見えたような気がしたのです。

ワタクシのこんな戯言はきっと杞憂であると思っていますが、あの試合の後酒を呑んだらワタクシはきっと佐原の退場よりもこちらを熱く語ったのだと思います。そんなブログです(爆)


とにかく。

これでナビスコの予選突破は次節、今季ワタクシが唯一参戦できない東京ダービーと、その日同時に行われるその他のグループの試合の結果に委ねられる事になりました。

参考までに突破の条件は、、、

(1)清水が磐田に大敗&東京がダービーで大勝(4点以上)
(2)東京が勝って神戸・大分・横浜のうち2チームが引分け以下

このどちらかですね。(ダービーには勝ち以外ありえないので東京が引分け以下の場合は考慮しません)

いずれにしろ、ヤキモキ感の強い展開ではありますが、せっかくここまで残っているのだから上手いこと突破して欲しいものです。

そういえば、梶山は戻ってこれるのでしたっけ?
そうすると仮にブルーノ&梶山のダブルボランチは非常に不安なんですが。。。


でも見たいぞ!!

何で社員旅行なんだーーーー!!!!