ワタクシ的な諸事情により、この夏は観戦予定をキャンセルさせられる日々が続いていた中で、ようやくというか、やっと見に来ることが出来た国立競技場。
栃木との無残な連戦も、椋原の初ゴールで2年ぶりの逆転勝ちだった京都戦も、現地観戦どころかテレビの前にすらいることが出来ませんでした。
かろうじてテレビの前に間に合った愛媛戦は、飛行機をキャンセルした結果だったり。。。
そんな中。
ほんとうに久々に、気持ちの良い秋晴れのスタンドで見る景色。飲むビール。
ユルネバ。
地団駄。
シザース。
鳴り止まないハニューコール。
大好きなチームの一挙手一投足に声を上げながら、試合を見るのは、本当に至福の時間でした。
サッカー観戦ってほんとうに愉しいなあ、と心から思えたことが、本当に嬉しかったです。
久々に見た東京は、ちょっと見ない間に随分と逞しくなったというか。
7月の頃には微塵も感じることの出来なかった、「盤石」感。
一体何があってこうなったのか!? やっぱりサッカーというのは不思議なスポーツですね。。。
恐らくは、この日から来月末のダービーまでで、「大混戦」と言われている今期のJ2の趨勢も決しているでしょう。
その時にワタクシたちのチームは、一体どうなっているでしょうか。
大切な1ヶ月が始まりますね。
今まで見に行けなかった分、今度はしっかりと、無理してでも見に行ってやる。
この日感じた「盤石」感ほど上手く行きっこないとは思うけれど、それを含めてサッカーは愉しいものです。
次は味スタ。
泣かないように気をつけよ。
2011/09/27
第29節:東京3 vs 0横浜
2010/09/20
いつかまた共に過ごす時間を信じて。
東京が低調になり、ワタクシ自身の状況も相俟って全く更新しなくなってしまったこのブログに、今日だけはと思いキーボードを叩くのはもしかしたら卑怯な行為なのかもしれません。
それでも、城福監督が東京の指揮官となった年に開設し、彼が率いた東京を追いかけたその足跡が残るこの場所に、どうしても今現在の想いを吐き捨てておくことは、ワタクシにとって意味がある行為であるように思うのです。
拙い言葉を書き連ねれば連ねるほど、その気持ちが安っぽくなっていくような気もして気が引ける部分もあるのですが、ワタクシは城福浩という一人の人間が、そして彼の紡ぐ言葉の一つ一つやピッチサイドにおけるその佇まいが、その標榜するフットボールが、心の底から好きでした。
サッカー戦術やそのチームマネジメント、またはフットボール界において物議を醸すようなその発言など、そういった個性が好きでたまらない監督を少なくない数知っているつもりですが、こんなにも「人一人」としてのサッカー監督を心から好きになったのは、おそらく初めてだと思います。
彼の言葉には力がありました。
ワタクシたちに、大きな夢を語り、そして彼と一緒にならばそれを実現できるのではないか、そう思わせ、心躍らせてもらったサッカークレイジーは、決してワタクシだけではないと思います。
そして、実際に彼と東京は勝ち取りつつありました。
シーズン順位は6位、5位と上昇。今までバックラインでパスを回せばどよめいていたスタンドが、いつしか「オーレ!」と勝鬨を上げ、「俺とお前は夢の中」と唄うようになりました。
2008年の大竹、2009年のヨネと抜擢されてすぐにその存在を輝かせたルーキーも登場。
5年ぶりにナビスコカップを獲得し、感涙を共にすることも出来ました。
その全てが彼一人の偉業だと讃える気は毛頭ありませんが、それでもワタクシたちの多くはこの2年間、彼の口にした「365日右肩上がりのチームになる」ことを信じ、そしてそれが今後も続いていくことを思い描くことを躊躇わなかったはずです。
ワタクシはこれまでの2年9ヶ月、チームが苦境にあるときも、一度も「監督を代えるべき」と思ったことはありませんでした。
でも一昨日の磐田戦を見て、初めて「代えた方がいい」と率直に思いました。
このチーム状況になって、選手はチームのスタイルをピッチの上で全く表現できなくなっている。
依然、チームにとってその言葉は力を持っているけれど、それが前を走りすぎて現実を見失っている。そんな気が初めてしたのです。
そして、現実的に残留を目指す場合には、チームには「型」が必要だと思います。
無形の形を標榜した城福東京において、その転換を成し遂げることを城福さんに求めることは出来ない。この状況を好転させるべく、何かキッカケを持たねばならないとしたら、それは監督交代という名の劇薬ではないか、ワタクシはそう思った次第です。
それでも、ワタクシは今尚彼とそのチームが目指したスタイルが大好きですし、失敗に終わったとも思ってません。
そしてきっとそれはワタクシだけではなく、磐田戦のゴール裏に陣取り、本当に感動的に声を上げ続けた方々も同じだと信じています。
シーズンはまだ続いていくし、クラブも、そしてワタクシたちファンも当然のことながら続いていきます。
城福さんとのお別れは幸せな形では訪れなかったけれど、それでもきっと、運命の糸は私たちと彼をもう一度引き合わせてくれ、この夢の続きを共に見られると、ワタクシはそう信じていますし、心からそれを望んでいます。
そして、その時まで積み上げ続けるために。
彼がいなくとも、ワタクシたちは右肩上がりで歩き続けるために。
まずは今シーズンを、何としてもJ1のステージにしがみついて終えなければなりません。
すぐに試合はやってきます。
状況は厳しいですが、ワタクシたちのホームで、開幕戦以来の勝利を手にして、城福さんへの感謝の唄を届けたい。
そんな風に今は思っています。
as the end of the storm, is a golden sky.
心からの感謝を。
そして、ゆっくり休んでください。
2010/04/11
第5節:東京1 vs 1鹿島
PKによる1点のみ。
引き分け。
それでも、非常に満足感のあるゲームでした。
それは決して、相手が王者鹿島アントラーズだったというだけでなく。
確かに結果は引き分けだったけれど。
「2分8敗」には、またも勝つことが出来なかったけれど。
それでも間違いなく、今シーズンを通して最も見ていて面白いゲームであったと思います。
恐らく、ワタクシたち東京ファンでないニュートラルな方々が見ても、たまたまBSやスカパーで試合を目にした方々にとっても、充分楽しめるゲームだったのではないかと。個人的にはそういった印象を持ちました。
冒頭の「満足感」の成分は、そこいら辺が大きいかなと、そう思っています。
とはいえ、そんな試合を作り出すために我らがJFK監督は、かなりのギャンブルに打って出たなあという感が試合前からプンプンでしたね。
初スタメンの重松に、久々にベンチ復帰の松下、長友を右に回して左はキムヨングォン、交代で使ったのもリカルジーニョに椋原を入れての今野と長友のポジションアップと、とにかく「一発」を持つ選手を全て使ってきた、という感じですよね。
よく考えたら、森重を含めて今季「補強」という題目のもとチームに加入した選手たちが全て出場したのは、これが初めてだったのではないでしょうか。
ともすれば今までのパスサッカーをある意味抑制してまで、なりふり構わず勝負をかけたこの一戦。
タイムアップと共に座り込んだ多くの選手たちや、意識が飛んだ中ゴールを守りぬいた権田を見ても、その気迫は本当に伝わってきましたし、ゴール裏の応援もこの日は本当に素晴らしかった。
もちろん鹿島のやはり王者然たるパフォーマンス(マルキーニョスがいなくて本当によかった)や、何だかんだで2Fまで埋めていただいた茨城県民の皆様、そんな色々なものが合い混ぜになって、この日の味の素スタジアムは本当にいいグルーヴに溢れた空間だったように思います。
もちろん、欲を言えば勝ちたかったです。
チャンスもあったし、ただ、最後のリカルジーニョの折り返しにいつもはそこに詰めていそうな今野がもう上がっていけてないなんてシーンを見ると今回の試合はあそこがいっぱいいっぱいかな、と。
当然負けてもおかしくないシーンもそれこそいっぱいあった訳で。
今回はそこで満足しとくべきではないかな。と。
そんな風に思った次第でございます。
まあそんな好試合にミソをつけたのは、試合後にレフェリングに対してよくわからんイチャモンつけてたあっち側のブラジル人監督様と、スカパーアフターゲームショーがせっかく味スタからの試合後中継だったにも拘らず、何故か呼ばれていたのは岩政!? ということくらいでしょうか。
とにかく、この試合は早くリプレイでみたいです。
スカパーの実況は今回倉敷氏ですし。
明日の20:00からか。
何とか早く帰りたいですね。
水曜日の大宮は非常に嫌な感じがしますが、まあそれは忘れて火曜日までは愉しみたいですね。
2010/03/06
今が大晦日。
寝て起きたら、いよいよ開幕です。
でも、こんな状態で果たして無事に眠りにつけるのでしょうか!? 甚だ疑問です。苦笑
目が冴えているのは、先程「かつや」でカツ丼(竹)をいただいてきたからかもしれませんが、、、。
うきうきが止まらない。
多分今が、一年のうちで最も愉しい時間だろうなと、毎年開幕前日の夜に思っています。
でも、もちろん喜怒哀楽・悲喜こもごも、感動も絶望も様々に降りかかってくるシーズンは、やっぱり幸せな時間には違いがない。
今日までは妄想。明日からは、人生がスタートする。そんな気分です。
今年も、たくさんの素晴らしい体験が出来ますように。
色々な出逢いがありますように。
それでは皆様、明日、味スタにてお逢いしましょう!!
You'll Never Walk Alone!!
2009/11/06
華 -ナビスコ決勝:東京2 vs 0川崎-

花が咲いた。
スタンドには青と赤の風船と、そしてみんなの泣き顔と笑顔が咲きました。
そして、ピッチの上にはもっと大きな、大輪の華。
東京に関わる全ての人の想いが、1つ。
素晴らしい実を結びました。

始発から寒空の下を5時間程。
本当に、本当に寒かったけれど、それでもあっという間に時間が過ぎて。
そのスタンドに立った時にはみんなが笑顔で、「ああそうだ。これが決勝だよな」と実感します。
昨年の決勝を大分側で眺めながら、その素晴らしい雰囲気に「来年はここに来たいね」と話していたワタクシたち。
1年後に本当に自分たちのチームが、この舞台にやってくるとはあの時は全く想像していませんでした。
もちろん言わずもがな。
余所のチームではなく、ワタクシたちのクラブと共に経つスタンドの空気は、やっぱり格別です。
そしてつくづく、東京を愛する人達はお祭りが好きだ。
こんなにも大きな舞台を、心から愉しみ尽くそうという。そんな気概にみんなが溢れているのが、何より素敵過ぎると思うのでした。
その点は、あの時の浦和よりもこの日の川崎よりも、ワタクシたちの勝ち! ではないかなと、そう実感しています。
サッカーという競技において、何よりも、そして他の全てのことよりも絶対的に大切なもの。
それがゴールなのだということが、ワタクシがこの日の試合の感想として、強く感じたことでした。
それを呆気なく外してしまうことで。
また、何の雰囲気もないところから唐突にそれが決まることで、試合の流れ、スタジアムの空気、そしてプレーヤーの躍動やメンタルコンディションが一変してしまう。
そんなゴールを決め、そしてそれを決めさせなかった2人のルーキー(今年、ポジションを奪い、定着したという意味において)が、この日のMen of the Matchであることに疑いはないと思います。
そして改めて、その1つのゴールを奪うために必死で走り、身体をぶつけ、悲嘆に暮れ、狂喜する。
そんな当たり前のサッカーの原点における素晴らしさとでも言えばいいのか、毎年毎週、スタジアムに足を運んでは目にしているものの当たり前に知っているはずの価値に、スタンドで涙に暮れながら、改めて感嘆したワタクシなのでした。
みんなに、おめでとうを。
そして全ての人に、ありがとうを。


























2日経ち、今一番素晴らしいなと感じているのは、これはワタクシ自身が一番吃驚してもいるのですが、とにかく今週末、浦和に勝ちたい、とそう願って止まない気持ちに嘘偽りがないことです。
5年ぶりのタイトル。
そして、あの日以来一度も勝つことが出来ないでいる相手。
このblogではワタクシは何度も何度も言っていますが、とにかく川崎よりもベルディよりも、その他のどの相手チームに対してよりも、浦和に勝ちたいのです。
2度目ナビスコ戴冠は本当に嬉しい。
夢のような時間でした。
でも、それはもはや美しい記憶で、とにかく心の底から浦和に勝ちたいのです。
まだまだシーズンは続きます。
最後まで、走り抜けましょう。
日曜日、またここで。
みんなで勝ちましょう!
2009/11/02
おやすみなさい。
皆々様、明日、国立でお逢いしましょう。
そして、一緒に唄いましょう。
叫びましょう。
試合終了の笛の後、みんなで諸手を上げて泣きましょう。
そう、君は一人じゃない。
君は一人じゃ、ないのだから。
それでは。明日。
2009/10/31
11月が始まる。

ファイナリストとはかくも注目されるものなのか、と。
雑誌新聞テレビにラジオ、ネットまで、何だか清水戦や浅利の引退発表が遠い昔に思える程に東京の情報が氾濫していた1週間でありました。
その中でも、ナオの全治が「○ヶ月」なる発表には至らずに本当によかった。
今日小平へ行かれた方々の話ではもう退院して少しずつ身体も動かしているようですが、「天皇杯決勝で復帰」なんて焦らずに、来季の開幕にしっかり間に合うように、そしてワールドカップに間に合うように、万全のカムバックを果たして欲しいものです。
彼がもう一度躍動すべきステージは、きっと、チームとワタクシたちが整えてくれるに違いないので。
ワタクシもご多聞に漏れず、今週は職場にペナントを掲げ、携帯の待受けを変え、超多忙の中にあってもそわそわしながら浮ついた1週間を堪能させていただきました。笑
そりゃそうだ。
今浮かれずに、いつ浮かれるんだっていうくらい。
正直川崎に勝てるかどうかを考え出すと、悲観的な展望を思い浮かべてしまいがちですが、だからこそこの試合前の1週間は素晴らしく美しいもの。
始まってしまえば後はスタンドで声を枯らし、必死で唄い、願い、祈り、叫ぶだけですからね。
最後はボールがどっちに転がるか。
それはボールに聞いてくれ。
ワタクシたちの監督はやっぱり男前です。
届いたチケットも、無事全て配り終えました。
2年前からたった1人で始めた草の根観客動員作戦も、今ではSOCIO5人増、ビックフレームス1人増、キッズクラブ1人増。
今回はスペシャルチケット含め、全部で14人の団体で望むことになりました。
しっかりと座席を確保して、素晴らしい瞬間をみんなで喜びあいたいものです。
その時まで、あと3日。
2009/10/26
SHINING, No.7
浅利 悟選手 現役引退のお知らせ(Official)
今日からナビスコ決勝に向けての記事を上げていこうと思っていたんですが、昨日日本平のスタンドで別れた友人からのメールに目を疑った月曜の朝でした。
吃驚して携帯サイトの本人からの引退コメントを見てしまったら、この忙しいのに午前中は全く仕事になりませんでした。
いや、本当は、この日が来るような気がしていたのかもしれません。
「米本は浅利を引退させるかもしれない」
2月初旬、今季初めて行われた小平グラウンドでの練習試合。
梶山が下がった後の中盤で躍動したルーキーをその目に初めて見たときに感じた感想がこんなにも早く現実のものになるなどとは、この言葉を口に出した本人すら想像だにしていませんでした。
引退コメントの中で奇しくも浅利本人がそのことに触れていたのは、印象的でもあり、ワタクシたちが与り知らない「プロ」という世界の厳しさを窺い知らされるものでもあり。
「尊敬する選手は浅利選手」
といってクラブの門を叩いた18歳の選手が、その畏敬の対象に引導を渡す。
自分を慕ってくれた選手の成長に己を知り、スパイクを脱ぐ。
ある面では、プロスポーツ選手冥利に尽きる体験なのかもしれませんし、またある面では、これ程過酷で悔しい瞬間はないのかもしれません。
そんな今日の日を予感しながら、でも、できることならば、そんな日はずっと来て欲しくなかったというのが、嘘偽りのないワタクシの気持ちです。
藤山の段でも書いた通り、ワタクシと「東京ガスサッカー部」との繋がりは、アマラオであり、藤山であり、浅利でした。
やっぱりワタクシの中での「FC東京」とはまだまだ「部活サッカー」と揶揄され胸を張っていた頃のトーキョーであり、その象徴は、パスが下手な守備専門の背番号7のボランチであり、小柄でパスミスは多いけど華麗なインターセプトを見せる背番号8のセンターバックであり、最終ラインまで戻って守備をする、シュートの下手な背番号9のブラジル人であったのです。
東京の歴史に比べれば、ワタクシなどはまだ若造ではありますが、多分ワタクシたちがそんな時代と少しでも繋がりを持っている、恐らく最後の世代ではないかと思います。
だから、藤山が去り、浅利が退く。
この2009シーズンに、FC東京というクラブにたゆたう時間軸の中における、1つの時代の終わりを感じずに入られません。
アマラオ・フジさん・サリさんの時代から、ナオやシオ、モニの時代へ。
こう書いてみると、ワタクシたちのクラブはそれなりに幸せな時代の移り変わりを体験できているのではないかな、とも感じます。
そして、その移り変わりを目の当たりにするワタクシたち自身の幸運と葛藤もまた、素晴らしいもののように思えます。
アマの時は、最後、手が届かなかった。
だから今度は、みんなで、笑顔をくしゃくしゃにする涙で、彼らを送ってあげたいなと、そう思います。
声を挙げよう。
唄を歌おう。
ゴール、決めてくれないかな。
2009/10/25
第30節:清水1 vs 2東京

代わりに入った選手が、すぐさまゴールを奪ってみせる。
アクシデントでポジションを代えた選手が、決勝点を誘発させるクロスを上げる。
これだけ見ても、様々な苦難の中にあっても今の東京は非常にいい流れを掴んでいる。
何よりもそれを感じた一日となりました。





長友は脱臼だそうで。
それならばと椋原を右にいれ、徳永を左に。
終盤には平松を入れて椋原をその前に。
更には藤山を左センターに。
ベンチに軒を揃えたDF陣を巧みに使って守備だけでなく攻撃面も活性化していくやりくりの上手さが今節のハイライトの1つと言えるかもしれません。
この日は清水の攻撃も東京の攻撃も、東京の左サイドが中心でした。
徳永は文句なくこのゲームのMan of the Matchだと思います。
ただ、サイドを上手く崩せているのは、今野・梶山・平山のセンターラインが非常に強固になってきているからこそ、とも。
彼らのところでボールが収まる。
そこを衛星的に動き回る米本や羽生・達也・赤嶺が活きる。
そしてサイドにスペースが創り出される。
今の東京は、中も外も、状況に応じて自由自在に使えるかのような、そんな流麗な攻撃を魅せてくれていると言えるのではないでしょうか。
その根本要因として絶大なる要素は、当たり前のことなのですが、その基礎技術の向上であると個人的には確信を持っています。
日本平のようにピッチが近いスタジアムだと、選手間のパススピードの速さと、それを止める(留める)トラップの技術が城福監督が東京に来た2年前に比べて、もう本当に、格段に上がったなあ、と。
それを改めて感じるのです。
自分が次のプレーをするのに適切な位置に、ボールを正確に「置く」ことが出来る。
その自身が周囲をルックアップする余裕を生み、見方とのイメージの共有を造り出し、次のプレーへの動き出しをどんどん早くしている。
攻守の切り替えもそうですが、今の東京の選手のプレースピードは格段に速い、改めて今、それを実感しています。
後半、リードを奪いながら、攻め急がず、まるで真綿で相手の首をじわじわと絞めていくように。
左から中央、中央から右、前から後ろ、そしてスピードアップして相手を抉りフィニッシュまで。
決して急ぐことなく、しかしそれでもしっかりと危険な攻撃を全員で組み立てながらやりきってしまうという、そもそもこのチームが標榜していた形を何度となく表現できていたことに、スタンドで思わず感嘆の声を漏らしてしまいました。
清水の出来を差し引いても、このレベルの相手に東京の持つメソッドが通じたという点では、この試合で得た自信というか、その手応えは今日の日の勝利と同様に、とても大きいように思います。
後はこれを、継続すること。
川崎でも浦和でも、どんな相手に対してでも。
決勝戦でも、優勝のかかった大一番でも、どんなシチュエーションに置かれた中でも。
それを表現していけるかどうかが、言わずもがな、ポイントになってくるのではないでしょうか。
既に力はついている。
後はそれを、アベレージにできるかが、今季、残り僅かな試合の中でのテーマの1つになると、個人的には思うのです。
「藤山と優勝!! 全ての東京サポーターより」
現地では気がつきませんでしたが、こんな横断幕が出ていたんですね。
ワタクシが東京に出遭った当時、東京の象徴はアマラオでした。
そのアマラオが去り、彼の様々なエピソードが語られる中で耳にした余りに有名な一編が、横浜への移籍話でした。
イケイケとアマラオが泣きながら話し合った翌日の試合、アマラオを愛したゴール裏の一部はゲームそっちのけで、試合中アマラオコールをし続けました。
ユキヒコがゴールを決めても、試合が終わっても。
それを見た藤山は、「俺の時もあんな風にしてくれるだろうか」と思ったといいます。
KING OF TOKYOが去りし後、彼は「ミスター東京」と呼ばれたいといい、そして望みは叶い、今では「社長」と呼ばれるように。
そう。気持ちは一つ。
ナオのために。
フジさんのために。
そして、東京を愛する、ワタクシたちのために。
帰り道に、新潟戦のチケットを買いました。
ぴあでは完売、ローチケも残りわずかなようです。
フクアリも、コーナー席ですが、何とか手に入れました。
全てを。
みんなで見届けましょう。
ユルネバを、みんなで唄いましょう。
次は、ナビスコ決勝。川崎戦。
2009/10/18
第29節:東京4 vs 0柏

大量得点。無失点。
来場者数も28,000人超。
そんな試合でインタビュアーが待ちぼうけを食った理由。
そしてワタクシがこんな気持ちになる理由は、ハッキリしています。
新境地を得て遂に復活。念願かなって代表に復帰して、これはもう悲劇以外に何と言えばいいのでしょう。
もし神様がいるのなら、どうか、どうかワタクシたちのヒーローに幸運を与えてあげて欲しいとただただ祈る反面、何故に彼にばかりかくも過酷な物語を用意するのだろうかと、問い詰めたい気持ちでいっぱいです。
シオ、モニ、ナオ。
今年は81年組に、試練が降り注ぐ年なのでしょうか。
どうか。
どうか彼の怪我が軽傷でありますように。
選手生命を左右するような大怪我でありませんように。





