
「安堵した」というのは何も監督や選手だけでなく、ワタクシたちこの日スタンドに足を運んだ人間たちはきっと、半分どころかその全身に安堵感を纏ったのではないでしょうか。
かくいうワタクシも、前節・浦和戦の後、この1週間は本当に暗澹たる気持ちで過ごしました。
サッカーの話題に触れるのも嫌、ACLでガンバがソウルに4-1で勝とうが、リバプールがマンUに4-1で勝とうが、そのスコアから新潟戦を思い出してしまうだけで何の気晴らしにもならず。
かろうじて、WBC日本代表の快勝で相好を崩すことはあっても、「1日2日で溜飲を下げることの出来る野球ファンはいいよなあ、、、」などと悉くネガティブに陥る始末。
結局、blog開設以来初めて、実際に眼にした試合のマッチレポを書くことなく新たな週末を迎えるという状況になりまして、今こうして新しい、喜びに満ち満ちたレポを書きながら、私的に「1勝の重要さ」をまさに噛み締めている次第であります。
試合後、その活躍にチャントを贈り、シャーを共にすることは出来ませんでしたが、この日の勝利の立役者はやっぱりナオではないかな、というのが個人的な印象ですね。
コーナーキックのキッカーとしてボールを蹴った後、リフレクションして相手に渡ったボールをコーナースポットから猛然と戻って掻っ攫ったシーンや、得点シーンの他にも、決して守備が上手な選手ではないが、その足が攣ってしまうまで全力でボールを追いかけるその姿は、スタンドにも、そして間違いなくピッチ上のチームメイトたちにもポジティブな効果をもたらしてくれたのではないでしょうか。
山形が想定していたであろう作戦通りにサイドで数的有利を作れなかったのは、前半左の底の梶山から石川へ、ピッチを斜めに大きく切っる美しいパスを2、3本通してチャンスを作り、そうかと思えばいつの間にやら石川は左へ、カボレは右へという感じで相手のマークを上手く幻惑できたことではなかったかとワタクシ自身は思います。
それに、素人であるワタクシたちが見ても、絶対に後半15分で御役御免だろうなという、あのフルスロットルの疾走・躍動・全力のプレーは、あれこそ「プロのプレー」として賞賛すべきパフォーマンスだなあというのが、試合後祝杯を挙げた友人たちとの間での、ワタクシたちの一致した見解でありました。
そしてこの日は、今年の主役! 東京ドロンパに初めて再接近!!
いやあ、、可愛いなあ。。。
きゃわゆい、、、!
改めて、自分自身がマスコットにこんなにも胸躍る日が来るとは思いませんでしたが、可愛いものは可愛い。
今後の活躍を心から期待しています☆
山形は率直に、よく組織化された好チームだと思いました。
一人一人が自分の役割をしっかりと理解し、それを忠実に遂行していく、という感じでしょうか。
だからこそパスを回されていてもあまり慌てることもないし、チャンス見るや一気に退去してゴール前に飛び出してくる。
正直、この日はそこまで(というのは前2試合との比較において、ですが)危なっかしいシーンというのはあまり多くなかったのですが、それでもそういった時の迫力というのは素晴らしかったなあ、と。
実際、負けてもおかしくないシーンもいくつかありましたし。
ワタクシは基本的に判官贔屓な性向を持っておりますゆえ、是非とも頑張って残留を勝ち取って欲しいと願っております。
平山は異論ある方も多いかもしれませんが、ワタクシの目には「及第点のプレー」であったように思います。
が、後半、ジリ貧に陥ってしまった感があったのが若干残念でした。
前半は本当に効果的なプレーが出来ていて、得意の「何かやってくれそう」感がありありでていたんですが、後半はちょっと「そこはゴール前だろ!」みたいなシーンで自分から逆サイドに流れて行ってしまう場面もあり。
ただ、調子自体は良さそうだし、何より権田のキックは平山との相性はいいと思いますので、早いうちにゴールを挙げて、流れに乗って行ってくれるのを願うばかり、といったところではないかな。と思います。
そしてその権田君は、2009シーズン最初の「お立ち台」となりました。
自分の気持ちを自分の言葉でしっかりと表現できるところは、個人的にはとても好感を持てます。
塩田の痩せた姿を見る度に胸がいっぱいになってしまうワタクシではありますが、もちろん彼にとってはチャンス。
もちろんウノ-ゼロは彼だけの力ではないのは当然ですが(とはいえ、佐原が代わっただけで際どい場面もなんだかんだ点を取られずに終わったのは、やっぱり「気持ち」の問題なんでしょうか? その辺、判る方は是非御教示いただきたいと思います)、ワタクシの記憶が正しければ昨シーズンは最初に1-0で試合を終えることが出来たのは確か4月の札幌戦でしたから、1ヶ月近くかかっている訳で。
このまま上手く流れを掴んで、そして信頼感を高めて、塩田と本当の意味でのポジション争いをしてくれれば、ファンの複雑な心情こそあれ、チームとしては言う事はないでしょう。
何より、センターラインが安定することが安定した戦いを続けていくには一番大事な要素であることはそれこそ論を待たない訳です。
ようやくの初日。ここからどんどん高みを目指していってもらいたいものです。
そして。
この日最大のサプライズ。
メンバー入りしただけでも大いにワクワクしましたが、まさかあの場面でピッチに入ってくるとは正直思いませんでした。
確かに他にディフェンシヴな控えが(浄はいたけど)いなかったというのはあると思いますが、2-0くらいで、展開的に余裕のある場面でいわば「馴らし」として投入するつもりでのベンチ入りだと勝手に思っていたというのもありますし、またあの時間帯、流れを見た感じでは羽生は帰られないなあ、とワタクシ個人はそう見ていたので、、、。
ただ逆に言えば、それだけJFK監督の米本に対する期待が高いと言う事ですよね。
あの場面で、しかもどうしても今日は勝ちたい! という場面でキャプテンに代えて交代させた訳ですから、これは今後の色々な展開を見据えてのものだと、どうしても期待してしまいます。
まあもう少し平たく言えば、次のナビスコは彼の先発起用があるような、ないような。そんな予感ということですが。
今年最初に見た練習試合で、彼のポテンシャルに大きな衝撃を受けたのをしっかり覚えているので、この日の起用のされ方を見ると、実は梶山をトップ下に上げたのは実は米本を使いたいためじゃないのかとか、色々妄想が膨らみますね。笑
今野と長友が代表に行ってまたおかしなことになってくれるなと思うだけでなく、その間のナビスコカップでのダルシ、、、いや米本や大竹、そして椋原あたりの動向も、大いに気になるところです。
とまあここまで色々と書いてみてふと気付くのは、冷静に考えればたかが1試合、しかも昇格チームに勝っただけなのに、それなのにこんなにもポジティブに、そしてリズミカルにキーボードの上を指が踊るものなのだなあ、と。。。
東京の勝利が、新しい1週間を彩ってくれる。そんな素晴らしい事実さえ先週は考え付くことすらなく、「もうこのまま勝てないんじゃないか、、、?」とか本気で虚ろな気分になっていましたから。
サッカーファンとはかくも単純で、そして幸福な生き物だなあ。と改めて思うのです。
このまま、何とか4月の鹿島戦までは、波に乗って行きたいものです。
ようやく「始まった」私たちのシーズン。
頑張りましょう!!
2009/03/22
第3節:東京1 vs 0山形
2009/03/12
何度見ても、負けるものは負ける。
悔しい気持ちを噛み締めつつも、リプレイを見る。
判っちゃいるのですが、コーナーキック2本で2失点。
実況のヤツの「バーサス」「バーサス」も五月蝿ければ、失点する度に塩田の痩せた顔が画面に抜かれて切ない気持ちになります。
「またしても権田はゴールマウスに張り付いたまま」って。
あの位置に蹴られたら普通は出れませんよ。飛び出したら、それこそ致命的です。
それにしても、新潟の松下ですか。いいキック蹴るなあ。
マルシオとあわせて、セットプレーは大きな武器だと改めて思いました。
前半、やはり見れば見るほど、内容はいいと思うんですがねえ。。。
あの取られ方は、やっぱりチームの精神面に与える影響は非常に大きかった模様。
チーム全体がどんどん崩れて、流れを手放していく様子がVTRだとまるでストーリーがあるかのように、ありありと判ってそれもまた複雑な気持ちになります。
東京の開幕戦のリプレイを見る前に、磐田-山形のゲームを見たんですが、最終的に東京と同じような崩壊の仕方を磐田もしてました。
それだけ11人もが1つの集団を形成している場合、一度崩れ始めると持ち直すのは難しい、ということではないでしょうか。
それにしても、山形もいいセットプレーを持っていますね。
先取点のシーンなんか、完全に相手を型に嵌めてました。
平松は2失点目のシーンでは競れてもいなかっただけに、何とか修正して欲しいものです。
そして、その前に今週は浦和戦。
ここもまた、セットプレーに怖さがあるチームです。
まあそれもありますが、新潟戦の後半でも見られたとおり、3トップと4バックというのは構造的に相性が悪い。
その代わり、中盤では東京の方が枚数が多くなるので、そこでどのくらい相手を押し込めるかがポイントでしょうかね。
ただ、押し込まれた時の浦和の守備力はここ4シーズンほど折り紙つき。
逆に、鹿島戦で見られたように相手がポゼッションで押し込んできたところを奪ってカウンター、というほうが得点の可能性は高いかもしれません。
まあ、難しい試合になることは間違いなさそうですが、希望は捨てていないとはいえ、そろそろ勝ちたいものです。
どうなりますか。
それにしても、嗚呼辛い。。。
2009/03/08
開幕戦:東京1 vs 4新潟
皆様、明けましておめでとうございます。
本年も色々なことがあると思いますが、最後まで、元旦までしっかり歩いていきましょう。
、、、4点って。
試合後、挨拶に来た選手をブーイングで迎えた阿呆がたった1名、ゴール裏にいたようですが、どんな試合だろうと開幕戦でそんなことを出来る神経が個人的には信じられません。
それと、椅子を破壊するような輩も。
開幕戦、デビュー戦、4失点と並べられれば嫌でも思い出すのが2007年シーズンの広島戦(2-4)。吉本君が泣かされた試合です。
あの試合で始まったシーズン、確かに東京にとっても良いシーズンとはなりませんでしたが、ではその時の対戦相手であった広島はというと、夏の終わりに東京に5-0でしっぺがえされ、そして「何故あの戦力で?」とみんなに首をひねられながら、入れ替え先を経て失意のJ2降格となったのでありました。
個人的には今回の試合内容に関しては、相手が強かった、というよりも(確かに決定力はあった)、はっきり申し上げて単純に我々の自滅であると思っているので、これで「今季の新潟は違う」とか、「東京なにあれ?」みたいな意見にはワタクシは大変懐疑的であります。
まあ、シーズンは長い。と。
試合内容としても2点目を取られるまでの東京は決して悪くなかったと思いますし、攻撃面でもゴールに近い位置で昨年よりもスピードアップして1タッチ、2タッチで細かく回していくなど、かなり分厚く攻められている場面も多かったという印象でした。
ただ、前半のラストワンプレーや、得点直後に失点したり、そこから浮き足立って歯止めがかからずズルズルといってしまうという問題点は、やはり健在と言う事でしょうか。
特にこの日の試合では、セットプレー時の選手同士のコミュニケーションや経験、そしてDFラインの後ろからチームを支え、引いてはチームを安定させるという、シュートセービング意外でのGKの役割という面での、塩田の存在の大きさをやはり痛感せざるを得なかったかな、と。そんな気もしています。
ただ、思い起こせばその塩田だって、失点した時の切り替えや苦しい時の安定感・信頼感を得るまでに丸1年は悠にかかったんですよね。
雨の等々力で4失点したり、そのリマッチで7失点したり。そういった様々な試練を経て、昨シーズン、「守護神」としての立ち位置を確立させたわけですから。
権田には、ここからもっともっと奮起して、FC東京の次代の守護神の座を掴み取れる資格を得て欲しいなと、心から願っています。
あとはやっぱり、平松でしょうか。
初出場というのを感じさせないようなプレー振りで、総じて良くやれていたという印象はあったんですが、いかんせんやらかしたミスが全て得点に直結(CK、3点目に繋がるパスミス、4点目で裏を行かれてしまったところなど)というのがやはりいただけません。
佐原のグローインペイン症候群は、短期間で完治するような故障ではないので、たとえ復帰してもいつまた再発するかわからない代物です。
実際、患部を無意識にかばっているから、他の色々なところを違えてしまって負傷が立て込んでいる感じもしますし。
もちろん佐原本人の回復を願ってますが、平松、吉本あたりが出てきて欲しいと個人的には思っています。
逆に、DF陣の中ではモニが唯一意地を見せてくれたかな、という印象もあります。
大差がついた後半に猛然と攻めあがってきたシーンもありましたし、連携面で不安のある部分をカバーしようと非常に頼もしいプレー振りでした。
大敗の責任を感じて、試合後もうなだれる平松や権田の横を堂々と顔を上げて歩いていた姿は、ファンブックのインタビューで本人が「チームを引っ張る」といったその言葉を行動で示してくれていたように感じて、とても頼もしく思えました。
塩田・ナオ・モニの81年組が、今チームの核であることに疑いはないと思います。
今年はスタートから怪我なく、文字通りの「軸」としてチームを支えていってくれると信じていますし、また今後、何卒負傷することなく、一年間ピッチにたち続けてくれることを願ってやみません。頑張れ!
一方、攻撃陣はというと、まず率直に、今季の梶山は凄い。
確実に、昨年よりもレベルが一段上がっていると、素直にそう思いました。
本人の意識が変わったのか、それとも中で操縦している人が変わったのか、そこはよくわからないのですが、もしかしたら今季が終わる頃には、「彼一人のプレーを見るために入場料を払ってもいい選手」になってしまうかもしれない、なんてそんな予感すら覚えてしまうくらいのパフォーマンスを見せてくれたと思います。
ただ、この日の梶山が凄かったせいで、チーム全体の「梶山依存度」が、昨シーズン見て感じたそれよりも更に高くなってしまっているなあ、という感想も同時に持ったことも事実でした。
本人がレベルアップすればするほど、チームがより彼におんぶに抱っこ状態になっていくというのは、あまりいい状態ではないのは当然のことです。
相手チームとしては彼をまず潰せばいいと考えるでしょうし、また既に開幕戦でもイエローカードを貰ってしまいました。
チームとしてより「主導権を握った試合を」というのであれば、当然彼がいない時も多彩な攻撃が出来る、そしてもちろん彼がいる時にもう一人も二人もチームの攻撃を操れる選手がいることで、より多彩になっていくという場所を目指さなければならないと思います。
開幕戦では浄さんも好パフォーマンスでいい所に顔を出していましたし、今野(この日のプレーではそういった部分もちょっとは見えたように思います)や、出場は叶いませんでしたが大竹に期待をしたいところです。
晴天に恵まれた甲州街道を歩いて、味スタが見えてくる。
毎年開幕戦の日は、そんな景色に胸が高鳴って、歩いているだけなのに自然と顔がにやけてしまいます。
フードコートも、テーブルがあるだけで賑わいが増した気分になりますね。
お気に入りのケバブが、開幕戦の日に出店していて、嬉しかったです。
「お正月」の、味スタ。
色々な人に、「あけましておめでとうございます」と、御挨拶。
散らし寿司も頂いてしまいました☆
奥さん、開幕でちらし寿司ですよ、だだだ・・・
美味しかったです!!
ドロンパにも初遭遇。
ダンスがお上手。喋らなかったのは、声だけは散々不評だったからですかね?
今度は、もっと近くで会いたいですぞ。
これから毎週末、やきもきを、わくわくを、憤怒を、歓喜をともにしていきましょう。
今シーズンも、我々がチームを支えていくのです。
頑張りましょう!